2016年 10月 19日
Parisに到着
arrived at paris!
•
朝6:10 CDGに無事到着。ターミナルは2A。
キャセイはいちばん端っこだから、鉄道駅まで延々歩く。
この時間の空港はまだ人が少なくのんびりしてる。かといってガラガラというわけでもないから怪しげな雰囲気はない。
窓口でNAVIGOのチャージ済ませ、RERにて市内へ向かう。
悪名高いRER B線。時間帯にもよるだろうけど、以前ほどの治安の悪さは感じられず、最近ちょくちょく利用するようになった。
遅延などなければバスよりも時間が正確なので、その点でも使いやすい。
サンミッシェルで下車。唯一地上までエレベーターのある6番出口へ。セーヌの脇道、サンミュシェルの交差点のすぐ近くに出る。
バスに乗り換え、本日の宿へ向かう。96番は右岸に渡り、マレを突っ切る。シルクディヴェールからはオベルカンフ通りを東へ登る。お洒落エリアを抜けていくので、車窓の眺めもとても楽しい。Belleville-Menilmontant下車。
ふたつ通りが交差する場所にあるバス停名は、このように通りの羅列で表されることが多い。京都と同じ。分かりやすい。
大通りをベルヴィル方面へ徒歩5分強、予約しているホステルに到着。
地上階はバーカウンターのあるカフェスペースで、ソファが置かれたラウンジやテラス席もある。ここは宿泊客以外も利用可能。
カウンターに居たお兄さんに手続きをしてもらい、セルフ形式の簡単な朝食を食べてみる。
ヴィノワズリー+紅茶かコーヒーで€3。クロワッサンを取り、コーヒーをマグに注ぐ。バターやジャムはお好きにどうぞとボンヌママンが3種類置いてあった。ラウンジスペースのソファに座りリラックス。スマホの充電をしながら朝ごはんを頂く、このスペース、すごく居心地がいい。
今日は1日長いけれど、それほど疲れが残っていないので、地下ににあるロッカースペースに荷物を預け、お散歩がてら出掛けてみよう。
ホステルからワンブロック南の通りに96番のバス停がある。ただしここは中心部へ向かう時のみで、逆方向のバス停はもうひとつ先の道にある。一方通行の多いパリでは行きと帰りでルートが異なることも珍しくない。バス道に沿って中心部方面へと歩いて行く。この通りは昔からカフェやレストランなどの飲食店が多い賑やかな下町通りで、活気があって好きな道。午前中は閉まっている店舗も多く、あっちへうろうろこっちへウロウロ、気になる景色をカメラに収めて。ああ楽し。散歩時間。
メトロに乗ってアリーグルへ。人出は多く賑わっている。ぐるっと一周しててみるもの、だめだ何も欲しいものがない。
昼どきに差しかかったので、界隈でデジュネを取る。
L'Ebauchoir レボショワール。いったい何年ぶりで来たんだろう。相変わらずの人気店で、どんどんお客がやって来てテラスも店内も賑わっている。
アントレにフェンネルのサラダ。角切りのスモークサーモンが添えられている。ビネガーが効いたやさしい味付け。すごく美味しい。
プラは迷って豚肉のロティ。メロンソースとじゃがいものピュレ。鶏以外の肉をほとんど食べない私だけど、時には肉々しいものも食べたくなる。これならイケるかもとチャレンジしてみた。脂のほとんど無いあっさりと部位だったのでなんとか大丈夫、でももう当分は肉はいいなと思われる。
この日はメロンがメニューの随所に使われていた。前菜にもメロンがあったが、なんとそれは櫛形に切ったメロンが3切れお皿に乗っているだけという。他のテーブルに運ばれていく皿をみてびっくり仰天。こういう前菜もありなんだー。ここのランチはほんとにお得で2皿で13.50€。メインのボリュームは満点だったし、近隣の人達が食堂のように利用している。
腹ごなしに裏道をぶらつきながらバスティーユ方面へ。途中エマウスにて水着素材のパレオを購入。むふふ、これは明日のお楽しみ。
バスで移動。BONTONとMerciをチェックする。メルシーはもうほぼ観光地と化していて欲しいものがあまり無いけど、リネンのハウスホールドシリーズだけはとても好き。モスグリーンのクッションカバーをおひとつ購入。自分土産はやっぱり嬉しい。
少し歩いて気になっていたカフェに向かうが、入店せずに通り過ぎる。メディアやネットで取り上げられすぎていると、なんだか興ざめしちゃうことが多いのよねぇ。ホステル方面へ戻りながらブラブラ散歩。はじめて通るわけでも無い場所で、静かなパサージュを発見。いままでまったく気づかなった。こういう出会いが愉しいからパリ歩きは止められない。
初日から歩きまわり、足や腰がかなり疲れてきた。でももう少し、このままホステルまで歩いちゃおう。
途中のカフェでひと休み。インスタで発見したおしゃれカフェTHE HOOD。恰好いい内装、お洒落な店主、お客は皆Mac bookを広げている。焙煎豆を使いマシンではなくハンドドリップで淹れた珈琲を出す、いわゆるサードウェーブな店がパリでも最近増え始めた。普通のカフェにはないベトナム風アイスコーヒーを注文してみる。独り客が多いせいか、とても静か。ガラス窓から外を眺め、ぼうっとしながら時を過ごす。
長い散歩から戻ってきた。荷物を引き取り、ホステルの部屋へ向かう。
ドミトリーに泊まる際、上段か下段にするかは迷うところ。下段のほうが出入りはしやすく便利だけれど、上段は人の気配が気にならなくて、登ってしまえば落ち着ける。早朝から動くのならば、ごそごそしても迷惑にならない下段のほうがいいかもしれない。今回は到着時に下段をリクエスト。ドアを開けたすぐのベッドだったけれど、みなさん静かで落ち着けた。
ここには2泊滞在する。荷物を整理し、洗面所にて軽く洗濯などをする。夕刻になってきたので、再び近所のお散歩へ。
インスタでフォーローしているL'epicerie vegetaleを目指し、ホステル前の道を下ってみる。
道端に木箱を並べて、旬の野菜や果物をディスプレイ。水色の外観は食材店というよりもブティックみたいでシャレている。
よく熟れた小ぶりのイチジクをふたつ、小さな房のマスカットを購入。
もう少しと歩いているうちに、気がつけばサンマルタン運河まで来てしまった。
夏の名残りを感じる夕暮れ時間、カナルの辺りは本当にたくさんの人達で賑わっている。
お店の入れ替えが進み、見慣れない店も目立つ。どこも確かに恰好いいんだけれど、なんというか、お金の匂いのするボボ感が漂っている。
うーん、、、ひとつひとつはいいんだけどなぁ、なんだかなあ、馴染みきれない。
お店が閉まってしまう前に、幾つか買い物。もう歩く元気はないので、バスを乗り継ぎ帰宅。長〜い1日の終わり。
ホステルの屋上に上がり、テラスで寛ぐ。サクレクール、エッフェル塔、ラディファンス、モンパルナスタワー、パリの街が一望に見渡せる。
素晴しい夜景を眺めつつ、買ってきた食材で軽く晩ご飯。
by 84vaucluse
| 2016-10-19 08:51
| 2016.9 Paris