Avignonぶらり

今日の予定はカルパントラの市へ行くこと。
出発前にネットで調べたバスの時刻を、昨日インフォメーションにて確認しておいた。
準備は万端(のはず)。

アヴィニョンの長距離バスターミナル。
場所は以前と変わっていないけど、改装されて立派な待ち合いが出来ていた。
南仏各地の街や村まで行く近郊便や、国境を越える長距離便など、さまざまなバスが発着する。

余裕を持って着いたので、市場で買ってきたピザを食べてバスを待つ。
予定時刻を少し過ぎて、あれ???おかしいと気がついた。

バス、来ないんですけど〜。

念を入れて再確認もしたはずなのに、何故来ない?!

バスの窓を掃除する運転手に聞いてみたが、「カルパントラ行き、今日は無いよ」のひと言。窓口は閉まっているし、聞くべき係員らしき人も見当たらない。
あああ〜、フランスらしい不可解感。
理由はよく解らないけど、来ないことは間違いなさそう。
ここで待っていても仕方ないし、カルパントラは諦めようか。

なんでこんなことになったんだろう、、
ボンヤリとした頭を抱えながら、とりあえず街方面へ戻ってみる。


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アヴィニョンの街は、ぐるりと城壁に囲まれている。
城門から旧市街に入ると、迷路のように入り組んだ狭い路地が続いている。
街はさほど広くないから、方向さえ見誤らなければ、ひどく迷子になることは無さそう。


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人気のない住宅街をを抜け、先ほど朝の散歩に出掛けた中央市場まで、また戻ってきてしまった。中に入ると、さらに人出が増えていて、買い物客でごった返している。
ひと際賑わうイタリア食材店にて、ブラックオリーブを購入。
すこーしだけ下さいと言うと、え、沢山欲しい?と笑顔のムッシュ。
おじさんギャグは万国共通、分かりやすい。

ビニール袋に入ったオリーブを抱え、再び外へ。
街外れの広場で行われているらしい蚤の市を目指すことにした。

狭い市街も地区によって、異なる空気を醸し出す。
クラシックな雰囲気の住宅街では、教会の佇まいがとても素敵。


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少し広めの賑やかな通りに出た。
商店が建ち並び、下町ぽくていい感じ。

ダンスをする人々が描かれた壁画に出くわしたり、

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三叉路にあるテアトルや、

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ご自由に、という棚が置かれたかわいらしい古本店。

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城壁沿いの立派な門をくぐり、市外地へ。
とたんに人気が無くなって少し不安になりつつも、どんどん進む。
大きな駐車場の一角に人影が見えてきた。
やってるわ、蚤の市。
はるばる歩いてきたというのに、買うべきものが何もない。
ホントにほんとのガラクタ市。
まあこういうこともあるからね。
おばちゃん達が売っていた手作りのタルトレットオポムを一切れ買って引き返す。
意外にもけっこう美味しい。

だいぶ疲れてきたけれど、先ほど来た道をもういちど。
そうそう市場で買っておいたブラックオリーブをつまみながら。
どこかでお茶でも飲みたいけれど、殆どの店は閉まっている。日曜日だし仕方ないか。

レアールを超え、古い一角に入り込む。
見上げると、ボレが風に煽られてパタンパタンと音を立てている。
プロヴァンスならではの音。

それにしてもよく歩いたな。
アヴィニョンってなんだか垢抜けなくてつまらない街だと思っていたけど、くまなく歩いて印象ががらりと変わった。
くねくねと入り組んだ街の造りが、楽しさをそそる。


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城壁を超え、川縁に出た。
ものすごい強風に吹き飛ばされそう。
サンベネゼ橋を見つめながら、ローヌ河岸を歩く。
各国からの観光バスが駐車場に停まっている。
ネーデルランド、アルマーニュ、イタリア、スペイン、チェコ、もちろんアジアンも。

教皇庁の広場に着いて、ようやくひと息。


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アコーディオン弾きのおじさんにチップを渡し、音楽に耳を傾ける。
タンゴがはじまると、踊り出すカップル数組。
さすがは欧州。皆様になっている。

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市庁舎前の広場にはカルーゼルが置かれ、フランスらしい休日の光景。
Amorinoにてアイスを食べて、ぶらりとウインドーショッピング。
アヴィニョン随一のファッションストリートには、プチバトーやベンシモンなども揃っている。
レペットのウインドーにて、鮮やかな初夏の色が印象的。


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時間潰しにも飽きてきた。
どうしようかと歩いていると、道の向こうから名前を呼ばれる。
明日泊めて貰う予定の友人にバッタリ遭遇。
まさかこんな道端で出会うなんて!
仕事の休憩時間中という友人と一緒に近くのカフェに座る。
1日早い再開を祝し、近況などを話し合う。
元気そうで何より。

夕刻からまた仕事という友人と別れ、一旦家へ。
少し休んでからディネへと出掛ける。
家主サンドリンが是非にとおすすめしてくれたレストラン、予約をお願いしておいた。

宮殿の裏手は狭い坂道になっていて、古い時代の石畳が敷かれている。
日が傾き、光が斜めに差してきた。


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20時、レストランに到着。
ブロカントが一面に飾られた凝った内装の店内。キャンドルに照らされたテーブルに着く。
サンドリンのアドバスに従って、プロヴァンス料理の盛り合わせをオーダーすると、新鮮なお野菜と地元食材がたくさん乗った大きなプレートが運ばれてきた。

うわ、美味しそう!
では早速。いただきます。


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Assiette de l'épicerie

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L'épicerie

10, Place Saint Pierre
TEL. 04 90 82 74 22
84000 AVIGNON




by 84vaucluse | 2015-06-21 20:05 | 2015.4 France・Vienna
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