祝福の谷の修道院

サンタンドレ要塞から坂を下り、街の外れにある修道院ラ・シャルトゥルーズへ。

Chartreuse du Val de Bénédiction(祝福の谷のシャルトルーズ)は、1352年教皇に選出されたイノケンティウス6世が、かつて枢機卿として過ごした邸宅と土地をカルトズス会に寄進したことにより建立された。
フランス革命後、バラバラに売却され荒廃が進んでいたが、20世紀初頭より買い戻しが始まり、改修を加え現在に至っている。

昼下がりの修道院は、見学をする人も少なくて、落ち着いた時間が流れている
霊廟やチャペルの跡。
柔らかい光が差し込み、そよ風が吹き抜けていく。
頭で考えるのは止めて、ただ全身で受け止める。


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小回廊には南仏らしく糸杉が植えられて。
修道院だというのに洗練されたエレガントさが感じられる。

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修道士が執務を行っていた参事室など、さまざまな部屋が残っている。

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大回廊を取り囲み、12人の修道士が生活できるよう小部屋が並ぶ。
AからLまで、順番に番号が振られている。

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人気のない中庭に座り、修道士たちの暮らしぶりを想像してみる。
見上げると、目の前にサンタンドレ要塞がそびえ立つ。


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礼拝堂の装飾は、アヴィニョン法王庁宮殿のフレスコ画も手掛けた、マテオ・ジョバネッティによるもの。
誰もいない空間で、存分に美と向き合う。
色のグラデーションが美しすぎて、いつまでもいつまでも見飽きない。


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想像より遥かにすばらしかった修道院。
ここに来られて本当に幸せ。

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by 84vaucluse | 2015-06-09 21:28 | 2015.4 France・Vienna
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