ポルト2日目

16. Jan. 2014

2段ベッドの上段は、思っていた以上に快適で、まったりと朝を迎えた。

支度を整え、ダイニングに降りて行くと、もうみんなは出掛けてしまった後のようで、ひとり静かに席に着く。オーナーマダムがやってきて、おしゃべりを楽しみつつの朝ごはん。ホステルにやって来るさまざまな国のゲストたちのエピソード、この街のモダン建築について、FUKUSHIMAの話に至るまで。私も相当なおしゃべりだけど、このマダムも負けてない。地図を広げ、今日の予定を相談。さてどこから歩こうか。

建物のディテールを眺めながら、ホステル前の坂道を下って行く。石造りの古い壁。ところどころにタイルが組み込まれているのが、ポルトガルらしい。ホステルのマダムが勧めてくれた食堂のようなレストラン。今夜のディネはここにしようと、営業時間を確認する。
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リスボン行きのチケットを買うために、サンベント駅へやってきた。ネットで調べておいた時刻を元に、乗りたい便を指定する。特急料金、片道30.30ユーロ。これで明日の予定が決まった。

夜とはまた違った雰囲気の駅構内。
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昨日から気になっていた丘の上の教会へ。急勾配の坂道を登リ切り、入口の石段を上がる。街の中に埋もれているのに、そこだけが異次元のような空気感。思いきり空を見上げる。青いアズレージョと朱赤に塗られた壁面のコントラストが美しい。
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内部は見事なステンドグラス。数人の住民が静かに祈っている。邪魔をしないよう、静かに撮影。
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心が鎮まったところで、街歩きを再開。ブティックなどが立ち並ぶ目抜き通り。ノスタルジックでコロニアルな空気が混じる。
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ひと際にぎやかな一角に出た。喧噪の中にアズレージョの教会が建っている。脇の歩道を人びとが行き交う。教会の中はお年寄りの社交場のよう。椅子に座っていたら、品のいいおばあさんが何やら話しかけてきた。「ごめんなさい。まったく分かりません。」
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角を曲がると、大きな室内市場が見えた。その横道に、カゴがぶら下がる土産物屋のような店を発見。嗅覚が働き、店内へ。ポルトガル各地の手作り雑貨を扱う店だった。棚にずらっと並ぶパニエは、ひとつひとつ型が違う。選んだものの由来を聞こうと必死に話しかけてみる。店主はポルトガル語しか話さない。時折聞こえてくるフランス語に似た単語から、話の流れを憶測。なんちゃってフランス語とポルトガル語のへんてこな会話が続く。でも互いの熱意は伝わっているみたい。

市場に入り、可愛いおばあちゃんからブラックオリーブを購入。向かえにあるカフェにてひと休み。カウンター越しにパンやお菓子をテイクアウトするお客さん。奥のスペースでは軽食が頂ける。丸テーブルに椅子が置かれ、壁にはテレビが掛かっている。ここはまさに喫茶店。買い物帰りのマダムたちが飲んでいる大きなボウルのスープが気になるな。私も真似して、本日のスープとパンを注文。素朴だけれど、どこか洗練された味。テーブルに置かれたオリジナルの紙ナプキンには、1896年創業とある。

小腹を満たして、午後の散策スタート!
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by 84vaucluse | 2014-02-12 16:58 | 2014 Paris・Portugal
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