ポルトへ上陸

15. Jan. 2014

パリ.オルリーからポルトガル.ポルトへ向かう航空券。
11月中旬、ネットにて購入した(つもりだった)。

当初はパリ-リスボン間を往復しようと考えていたが、思っていたほどリーズナブルでもないようなので、片道をポルト行きに変えてみた。購入したのはイベリア航空。但しこれはコードシェア便で、実際の運行はブエリング航空が行う。Vueling Airlineはバルセロナを拠点とする格安航空会社。スペインを中心にフランス、イタリア方面に路線を延ばしている。

コードシェア便の場合、購入する航空会社によってチケット金額や諸条件が変わってくる。価格だけを比べてみると、ブエリングのほうが断然安いことが多い。ただし預け入れる荷物代が別途必要となってくる。上乗せされる代金は、重量によって細かく規定されている。一方のイベリア航空。23キロまでの預け入れ荷物1個を含むカテゴリーを選択すれば、加算料金はかからない。結局、どちらから予約しても、最終的には同じような料金になるみたい。あれこれオプションを考えるのも面倒なので、明朗会計のイベリアから予約を入れてみることにした。オンラインから52.97ユーロ。

チェックインのため、ブエリングのカウンターに並ぶ。私の番になり、控えを見せるとお姉さんが端末を叩きはじめた。なかなか手続きが終わらず、どこかに電話などを掛けている。まあそんなこともあるだろう、と余裕で見ていた私。しばらくして「一度イベリア航空のカウンターへ行って来てください」と言われ、そちらに向かった。

今度はイベリアのお兄さんが何やら調べ物を始めた。購入したつもりだったチケットは、最終確認の段階でやり取りがストップしていたようで、決済まで進んでおらず、予約は入っていないとのことだった。あぁ、やらかしちゃった〜。

しかしなんだかこれは想定内、ありがちな展開のようにも思えてくる。予約の際、注意深く英文を読み、取引内容を確認しなくてはいけないってことくらい、頭の中ではよーくわかっていた。でも何となく面倒で怠ってしまっていた。自覚はある。

ブエリングのカウンターに回される。対応してくれたお姉さんは本当に親切だった。チケット代金を直ぐに割り出し、てきぱきと発券。LCCの場合、カード決済にすると手数料がかかるため、現金で支払ったほうがお得よとアドバイス。最寄りのATMの場所を示して、キャッシングをしてくるように促してくれた。結局この日手にした航空券は正規料金で155ユーロ。無駄な出費となったけど、まあ仕方ない。

旅先でのアクシデントは、たいていの場合、お金で解決のつくことが多い。今回だって、結果2万円ほどの臨時出費となったけど、問題は簡単にクリアになった。こんな考え、ずる賢い。やなオトナだなって思うけど、でもそう思うことで心の余裕が生まれ、トラブルに遭っても慌てたりせず冷静に対処できるようになってきた気もする。経験と年令を重ねて、ただ図太くなっただけ?そうかもね。

なんとか無事にチェックイン。
EU内の移動なのでイミグレーションはなし。セキュリティーチェックを終えたら、すぐにコンパクトな出発ロビーに出る。改装をしたてで、とてもきれい。平日昼間の便なのに、ほぼ満席のよう。周りからはフランス語に混じり、ポルトガル語も聞こえてくる。

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外は雨。この先の航路もたぶん天候が芳しくないので、揺れなければいいなと思う。

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ポルトまでの飛行時間は2時間15分。時差が1時間あるため、現地時間の13時5分に到着予定。近距離便は窓際の席をセレクトするようにしているが、雲に覆われ、地上の景色はほとんど見えない。

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高度が下がり、海岸線が見えてきた。ポルトの街は少し内陸に入ったあたりにあるけれど、空港は海に近いみたい。海風と天候のせいで結構揺れる。着陸前のふわっとした感覚と揺れは、何度味わっても慣れることがない。ああもう早く着いてー。

ポルト空港に到着。
モダンな建築の新しい空港は、閑散としていて人気がない。バゲージクレームにて荷物を待つ。到着便表示の上にTVモニターが付いていて、サッカーをやっている。見渡すとすべてのモニターがサッカー中継。こんなところでサッカー見るの?どんだけサッカー好きやねん。これがポルトガルの第一印象。

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空港ターミナルを地下へ降りる。市内へ向かうメトロ駅に直結している。窓口はなく、薄暗い通路に券売機がポツンとあるだけ。え、ここで買えっていうことか。エレベーターで上に登るといきなりホーム。チケットの刻印機が置かれているということは、やはり下で買うんだな。それにしても一応ここ、国際空港よねぇ。係員のひとりくらい居てくれてもいいのに。チケットはゾーン制になっているようで、降りたい駅を探し出し、チケットを買ってみた。これでいいのか半信半疑。ま、なんとかなるでしょ。メトロというか、トラムのような電車に乗車。

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メトロは郊外の住宅地を抜け、市街地に向かって進んでいく。窓から見えるポルトの家並。タイル張りの小さな一軒家が並んでいる。カワイイー。途中からどんどん住民が乗り込んてくる。だんだんと中心部に近づいて来た。

Trindadeトリンダーデにて下車。ホームと構内の仕切りが無くて、いきなり外に出られる構造。究極のバリアフリー。職員らしきおじさんに地図を見せて、ホステルまでの道順を教えて貰う。徒歩10分もかからない。プリントアウトした地図とグーグルマップで予習済みのため、スムーズに辿り着いた。

ピンポーンと呼び鈴を鳴らすと、年配のマダムが出てきてドアを開けてくれた。明るくて感じがいい。カウンターには先客がいて、ちょうどチェックインの手続き中。ソファに座って順番を待つ。小ぎれいでこじんまりとしたホステル。さて、私もチェックイン。

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by 84vaucluse | 2014-02-06 12:36 | 2014 Paris・Portugal
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