<   2016年 09月 ( 2 )   > この月の画像一覧

アアルト邸へ行く

出発の迫った友人から、ここ行きたいんだれど?と質問が入る。

The Aalto House アルヴァ・アアルト邸


ここねー、もう本当によかったから、時間がなくてもなんでも、ぜひ行ってみて欲しい。
写真もいっぱい撮ってきたけど、ますは行き方とかそんなのが知りたいと思うので、情報中心に載せますね。


--


アルヴァ・アアルトがデザイナーでもあった妻アイノとともに築いた自邸 アアルトハウス。
1936年に設計され、以後40年間住み続けていた家とは、いったいどんな空間なんだろう。

アアルト邸は、市街地から少し外れた住宅街の中にあり、近くには仕事場として建てられたスタジオアアルトもあるのですが、私は自邸のみを見学しました。時間が限られるのならば、ここだけでも十分満足できると思います。

アアルト邸に関するインフォメーションは、ガイドブックやネット上で数多く見かけますので詳細は省きますが、見学はガイドツアーのみ、開始時間も決まっていて、約1時間で終わります。
見学者には建築を学ぶ学生や専門家などが多いようですが、私のときは観光で来ている日本人4名と外国人1名というメンバーでした。
ちなみに、解説は英語です。


さて、私が辿ったルートはこんなふう。
別行動していた友人とキアズマで待ち合わせ、目の前の停車場から4番トラムに乗車し、Laajalahden aukioにて下車。
郊外というほど遠くなく、乗ってしまえば20分ほどで到着します。このあたり、今では閑静な住宅街ですが、当時は郊外の別荘地で、もっと静かで自然豊かな場所だったみたいです。

紅葉の中を走るトラムが美しかった!

a0119620_17422163.jpg
a0119620_17414254.jpg


見学開始まで30分ほど余裕を持って出てきたのは、行ってみたいお店があったから。
トラムを降りた目の前、右手にある Cafe DELIVO
シナモンロールが美味しい人気カフェと聞き、こりゃあ行っておかないと!

お昼をまわっていましたが、店内はランチ客で混雑しています。
ご近所さんが食堂がわり、リビングがわりに寛ぎにやってくるといった感じ。
オーダーはカウンターで。並んでいるサンドウィッチやパンなどを指差して、飲み物も一緒に注文します。
会計を済ませたら、トレーを運び、好きな席へ。吹き抜けになった2階席に行ってみよう。

居心地抜群!
活気があって気取りがなくて、なんだかとってもリラックス。
近くにあったら絶対通っちゃうなーここ。

a0119620_16551422.jpg
a0119620_15492780.jpg
a0119620_15501537.jpg
a0119620_15505060.jpg


遅れないよう、余裕を持って店を出て、
トラムを降りた角を左に曲がり、ひとつ目の路地をさらに左折。
目印となる図書館が見えました。
この建物もかわいいなー

a0119620_16211319.jpg
a0119620_16325245.jpg


図書館のお隣りが、アアルト邸。
駅から徒歩10分とあったけど、もっと近い、5分くらい。

特に看板などもなく、さり気ないエントランス。
時間近くになれば、他の見学者も待っているので、すぐに分かると思います。

a0119620_16353337.jpg
a0119620_16355212.jpg
a0119620_16360891.jpg


うわ〜、玄関だけですでに興奮状態。

待っている間に、敷地内をぐるりと一巡。
見学後にも外部は自由に見られるので、焦らなくてもいいですけどね。


a0119620_16381668.jpg
a0119620_16383524.jpg
a0119620_16385373.jpg
a0119620_16391857.jpg
a0119620_16393504.jpg
a0119620_16395481.jpg
a0119620_16401138.jpg


さあ、テンション上がってきました。
時間になると、案内役の学芸員さんがドアを開けてくれます。
いよいよ家の中へ・・。


[PR]
by 84vaucluse | 2016-09-02 17:44 | 2015 Paris・Helsinki | Comments(0)

ヘルシンキいろいろ案内

もうすぐヘルシンキへと旅立つという友人から、おすすめ教えて〜とのリクエストがきた。
すっかり放置したままのブログですけど、これを機に重い腰をあげてみようかなと思います。
相変わらずの気まぐれ更新ですが、よろしければお付き合いくださまし。


--


ヘルシンキ、実際に行ってみると分かりますが、街が小さく、人が少ない。
全体的にワサワサしたところがなく落ち着いた雰囲気のする大人の街です。
パリなどからやって来ると、猥雑さがぜんぜん感じられなくて、ちょっと寂しい気にもなる。笑
でも野暮ったさはなく都会的、人々の暮らしぶりは洗練されている気がします。

友人の旅程はかなりタイトなようなので、とりあえず中心部の有名どころの中から私が巡った場所を幾つか紹介してみますね。





●アカデミア書店

ストックマンの一角にあり、夜遅くまで開いているので、買い物ついでにちらっと寄るのがいいかも。丸善みたいなイメージ。ご存知カフェアアルトがありますが、本当に小さくてまあわざわざここでお茶しなくても、という感じですね。建築は文句なくかっこいい。さすがアアルト!

ついでにストックマン。北欧最大のデパートというわりには、ここも至ってのんびりムード。上階にあるインテリア雑貨のフロアがおすすめ。量り売りの生地コーナーにはマリメッコの端切れとかもありました。
地下の食品売り場もすばらしく、デリもあって重宝します。

a0119620_09140474.jpg



●セコンドハンドショップ

ヘルシンキで嵌ったセコンドハンドショップ巡り。
衣類、日用雑貨、家具などの生活用品満載で、物色するのが楽しい。
物価の高いフィンランドでは皆ふつうのお店のように利用していて、平日昼間でも案外混んでいる。
ただフリーマーケットとは違うので激安というわけではない。
チェーン店のUFFやfidaは、あちこちで見かける。

a0119620_09173720.jpg
a0119620_13290745.jpg





●デザインディストリクト

ヘルシンキの山の手お洒落エリア・デザインディスクリクト。
カフェやギャラリー、インテリアショップ、ブティックなどが点在している。
界隈の情報は、地図付きのHPで入手できる。

紙もの専門店 Paper shop
昨年、友人がワークショップを開いたところ。ウインドーも店内も、ディスプレイがすてき。

a0119620_09533459.jpg
a0119620_10295828.jpg



近辺には、
ヨハンナグリクセン Johanna Gullichsen
カウニステ Kauniste
レストランTORIなどもあります。

TORIはミートボールやサーモンスープが有名なカフェレストラン、みんなでシェアして美味しく頂きました。


a0119620_10033338.jpg



「この店から何かひとつ連れて帰りたい」と思わせるのは、いいお店の条件だと思うけど、ここはまさにそんな店。
デザインディストリクトの中でも断トツにセンスが良くてお気に入り。
私もテキスタイルアーティストの布バッグを買い上げました。
クールだけどいやらしくないというのは、ヘルシンキの凄さかも。

a0119620_09252430.jpg




ヘルシンキには珍しいレンガ造りの建物。
館内は隅々までデザインが行き届き、地階にあるトイレまでもがかっこいい。
ガラス、陶磁器、家具、テキスタイルなど、フィンランドデザインの変遷を時代を追って眺められる。うっとり。
ここを見ると、ついカイフランクなんぞを買いたくなっちゃうので要注意。

a0119620_10254700.jpg
a0119620_10335362.jpg



デザインミュージアムの目の前にそびえる大きな教会。ここも素敵。
木材を多用していて、西欧の教会とも趣が異なる。落ち着く空間。


a0119620_13002403.jpg
a0119620_10323134.jpg


教会から南に向かう通り Högbergsgatan

アラビアやイッタラがこれでもかと積まれたヴィンテージ店 Helsinki Secondhand
シナモンロールが有名な老舗カフェ Cafe Succes
小さなディーン&デルーカみたいな Aston&Aston
など、いい店多し。

ぶらっと歩いてそのまま海のほうに向かって行くと、どんどん緑が多くなる。
このあたり、古くからの高級住宅街らしい。





●KALLIO

雰囲気はがらっと変わり、下町エリア。
ここらへん、かつては労働者などの低所得者たちが住むエリアだったらしいが、近年若いアーティストやファミリーなど洒落た人たちが移り住んできて、様相がすっかり変わってきたという街。欧州によくあるパターン。

箱型の素っ気ないアパート群が並んでて、カウリスマキの映画のような、ダークトーンのイメージが少しだけ残っている。
嫌いじゃない。



そんな中にぽつんぽつんと個性的な店が現れる。
古着やヴィンテージ、セコンドハンドも多く、ぶらぶらするのが楽しいエリア。

地元アーティストが手掛けるカフェ。
MADE in KALLIO

a0119620_10040908.jpg
a0119620_11100310.jpg


ヘルシンキのインディペンデントなカフェといえば、
Good Life Coffee

予想外にちいさなお店だったけど、ここすごく居心地がいい。
ヘルシンキのカフェはひとり静かに過ごす人が多く、店内は大人の空気が漂っていた。


a0119620_10375398.jpg
a0119620_10382822.jpg




●サウナ

フィンランドといえばサウナでしょうよ!
Kallio地区には昔ながらのレトロなサウナがまだ数軒残っているということで、行ってみた。
住宅街の一角に赤いサウナのネオンサイン。入口には腰にバスタオルを巻いた男性たちが、ずらっと座って涼んでます。
この人たちの前を横切らなければ入れないので、知らずに行ったらビビっただろうな〜。
番台のような窓口のお兄さんに支払いをして、2階へ。
脱衣所は古めかしい木のロッカーが並んでいて、いい雰囲気。
服を脱いでドアを開けるとシャワーがある広い部屋。ますはここで身体を洗い、奥のサウナ室に向かう。
そうそうフィンランドでは、みんな真っ裸でサウナに入ります。欧米では珍しいのでは?
おしゃべりしながら、出たり入ったりを繰り返す。
いやー楽しい。これ病みつきになる。このサウナには外国人の観光客も結構やってくるようなので、思ったほど敷居は高くないのかも。

私たちが行ったのはここ。
HPはフィンランド語だけど、地図とか営業時間とかが分かれば問題ない。

a0119620_13275090.jpg



もうひとつ。
ヘルシンキで最も衝撃的だったのが、 Yrjönkatu Swimming Hall
1928年に作られた公共のスイミングプールで、街のど真ん中の路地裏にひっそりとあります。
二層建てのローマン様式という建物が素晴しいんだけど、それよりも衝撃だったのは裸で泳ぐ人たちがうようよいるということ!!
スウィミングウェアを着ている人も勿論いるけど、奥にあるサウナは水着着用不可なので、半分くらいの人たちはそのままプールとサウナを行き来してます。 ビビリながら私も裸で参戦。開放感半端ない。ヌーディストビーチというのはあってもプールで裸は珍しいと思うな〜。
曜日によって女性、男性と分かれています。夜には仕事帰りの人たちで結構混雑してました。





●カンピ礼拝堂

街の真ん中にある礼拝堂。
宗教的な行事はなく、静寂ややすらぎを求める人たちのために作られたモニュメント。
フィンランドには伝統的な教会だけじゃなく、近年建てられたモダンなデザインの礼拝堂がたくさんある。
宗教的な意味合いは薄く、もっと身近な祈りの場という感じで開放感がある。
コルビュジエのロンシャンなどにも通じるのかな。いい感じ。

a0119620_10420570.jpg




Old Market Hall

港の横にある歴史ある屋内マーケット。
ここの目当ては、スープ専門店 Soppakeittio
観光客と地元民でいつも混雑しているけれど、行く価値多いにあり。
毎日数種のスープを日替わりで出していて、どどーんと大きなボウルで出てくる。
でもご心配なく。美味しいから完食できます。

a0119620_16295533.jpg


ホール内には、ロバーツコーヒーなどのカフェも数軒。
STORYというお洒落カフェは、雰囲気も最高!
私はここでサンドウィッチなどを調達して、森へピクニックに出掛けました。




● CORONA BAR

最後にひとつ。
カウリスマキ監督兄弟がプロヂュースしたCorona Bar
ここものすごーく行きたかった場所のひとつ。
バーといっても昼間から開いていて、見かけほど敷居は高くない。
今どきの洒落たカフェとは違い、地元の老若男女がふらっと立ち寄ってくる、
喫茶店のようなバーのような、何ともいえない心地よさ。
バーカウンターやビリヤードなど、80年代風のユルかっこいい感じがたまらんです。
コーヒーだけでも大丈夫なので、お散歩がてら、ぜひ!!

a0119620_12512429.jpg


なんだか取り留めなくなってきましたね。
ひとまずこんなところで。


[PR]
by 84vaucluse | 2016-09-02 13:35 | 2015 Paris・Helsinki | Comments(0)

Bon voyage a tous!


by 84vaucluse
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30