カテゴリ:2014 Paris・Portugal( 20 )

帰途に着く

ポルトガル&パリ旅日誌。なんとか無事に終了です。帰国便は午前発の飛行機だったので、書くことはあまりありませんが、とりあえず完結しておきますね。楽しく読んで頂けたなら、嬉しいかぎり。ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

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23. Jan. 2014

帰国日の朝。残りの荷物を詰め込んでパッキング終了。今回のエアは預け入れ荷物が30キロまでOKなので、極限まで詰めてみる。最後は上から乗っかって押さえつけながらファスナーを閉める。ふぅ。でもこれ下まで降ろすの大変だ。8時、家を出る。仕事に向かうイザベルが、荷物運びを手伝ってくれる。狭い螺旋階段で悪戦苦闘。ゴメンね、ここまで重いとは思ってなかったよね。なんとか地上にたどり着いた。駅はすぐそこ。入口にて呆然となる。エスカレーターが工事中。嘘でしょー。思わず声を上げていたら、後ろからやってきた初老のムッシュが、ひょいとラゲージを持ち上げ軽やかに運んでくれた。メトロの職員らしい制服姿。すっと片手を挙げて颯爽と去って行った。恰好いいー。心からメルシーボークー。空港までの切符を買って、改札前でイザベルとサヨウナラ。楽しい滞在を有難う。ホームに向かうエスカレーターも当然ながら止まっている。もたもたと荷物を引きずる私の横を、通勤途中の人々が足早に通り過ぎて行く。今度は若い男子が無言で手を貸してくれた。ああ助かった。メルシーオーヴォワ。

こんな時間にロワッシーに向かうことはあまりない。RERはかなりの混雑。同じように大きな荷物を抱えて、空港に向かう人たちが目に付く。ターミナル2Cへ。エティハドのカウンターにてチョックイン。手続きはいたってスムーズ。ものの10分で完了した。預け入れた荷物は27.6キロ、重いはず。少し早いけれど出国審査に向かう。2Cははじめて利用するけど、コンパクトながら、新しくてキレイな作り。セキュリティーを超えてエスカレーターで上階に上がると免税店エリアに出た。広くはないが、ラデュレ、エルメス、スタバなど、ひと通りのショップは揃っている。誘惑に負け、メゾンドショコラで最後の買い物。搭乗ゲート付近には、ジャポネの団体さんが座っている。久しぶりに日本語の会話を耳にする。ソファでくつろぎながら、空港WI-FIに繋ぎ、ツィートやメールのチェック。これから帰りますー。

10時55分発、EY32便。まずはアブダビまで、乗り継いで北京経由でセントレアに向かう。再び長いフライトの始まり。

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by 84vaucluse | 2014-05-18 11:17 | 2014 Paris・Portugal | Comments(0)

パリ散策3

すばらしいお天気の週末ですね。なのに、なのに、、今週は体調がすぐれず、予定を幾つかキャンセルして家でまったり過ごしています。毎年この時期、季節の変わり目でどうにも不安定。まあぼちぼちと様子を見ながらやり過ごすしかありません。

あんまりぼけっとしててもなんなので、ブログでも更新してみようかと思います。
同じように体調不良なみなさんも多いみたい。どうぞお気をつけて。お互い乗り切ってまいりましょう〜。

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22. Jan. 2014

パリ3日目。水曜の朝。昨夜遅くまで作業を頑張った結果、荷造りはほぼ終わっている。いつもは出発前夜の朝方まで梱包に追われているのに。我ながら快挙としか思えない。今日は余裕を持って巡れそう。

どんよりと重い空。ローズベーカリーのマフィンを温め、朝ごはん。さすが。何を食べても外れなくおいしい。コリッシモを抱えて外出、ポストに寄って出荷を済ませる。サントノレをぶらりと歩く。このあたりパリのど真ん中で、街並が一段と古い。賑わうパン屋。あ、ジュリアンか。行列につられて入店、アプリコットのフランを買う。ルーヴル通りを超えて、脇道へ折れる。パサージュを通り抜け、静かな路地に鮮やかな壁画を発見。Aki Kurodaのサイン。日本人画家の作品らしい。
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久しぶり、パレロワイヤルにやってきた。工事中で規模が縮小されている。ビュレンの柱の周りでは写真を撮る観光客もちらほらいるが、庭園内にはほとんど人影がない。
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先生に引率された子供達が、ドロ巡のような遊びをしている。フレーズを歌ってからわ〜っと散ってゆく。パレロワイヤルで鬼ごっことは、なんとも贅沢。ベンチに座り、フランを食べる。大きすぎて途中でギブアップ。一角にコクトーの写真展示がされている。散策するコクトーの姿。どれもめちゃくちゃ恰好いい。というよりは恰好よすぎる。いや、恰好つけすぎているような。芸術家なんて皆ナルシスト、当然か。
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回廊を抜け、裏道へ。マルジェラのブティックにソルドの文字。スノビッシュな界隈を歩く。
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レトロな劇場の前を過ぎて、秘密の抜け道のような階段を上がる。すこしずつ雰囲気が変わり、賑やかになってきた。KUNITORAYAはお休みみたい。流行のカフェTelescopeの前にはお洒落な若者たちが溜まっている。サンタンヌに出て、角を曲がるとAce Gourmet。韓国ランチ、いいかもしれない。入っちゃお。スタッフは全員コリアンで活気がある。BENTO €9。カウンターにずらりと並ぶ総菜の中から好きなものを組み合わせ、ご飯とともに盛りつけてもらう。メインは鶏の煮込み。これ、本気で辛い。付け合わせには、じゃがいものナムル、おでん、ほうれん草、蓮根のナムルを選ぶ。みそ汁もついて、かなりのボリューム。

リヴォリに戻り、バスに乗る。一昨日休館だった市立近代美術館へ。よかった、今日は開いている。目当てのマティスを目指し、大きな扉を開ける。目の前にダンスが飛び込んできた。「未完成のダンス La Danse inachevée」というタイトルの、色味を抑えた作品。奥に進むと色鮮やかな「パリのダンス La Danse de Paris」。反対側の壁一面にはダニエルビュレンのカラフルなストライプ。この贅沢な空間で、アライアの企画展が開催中。マティスをバックにアライアとは、凄いなパリは。まわりのお客さんはマティスには目もくれず、皆ドレスに夢中。私だけが壁を見上げている。ああ来てよかった。その後常設展をさらっと巡る。見覚えのある絵。レオナールフジタの「キキ」がある。これが噂の肌色か!素晴らしくて立ち去り難い。

ミュゼを出て、左岸に向かう。モンパルナス方面に行くバスが来たので乗ってみる。デュロック付近で降り、気になるカフェを目指し歩いていると、突然マダムに話しかけられる。よくわからないと言ったのに、構わず身の上話のような内容を話しながらしつこく付いてくる。エキセントリックであまり関わりたくない感じ。メトロの入口に逃げ込むと、さすがに諦めたみたい。ふぅ、なんだったんだ。乗る気のなかったメトロにてセーブルバビロンへ。コンラン前でまたまたマダムに話しかけられる。身なりのいいかなり上品なマダム。話し振りからフランス人ではないかもしれない。駅の場所を聞かれたので、わかる範囲で答えておいた。メトロなんか乗ったこともなさそうな雰囲気だった。今日はいろいろなことが降りかかってくる日なのかもしれない。
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空が暗い。今にも雨が降り出しそう。探していたCoutume Caféに到着。想像どおり、センスのいい内装、お客もスタッフも洒落ている。店内に響き渡る話し声。少し賑やかすぎるかも。カプチーノを注文すると、フラスコに入ったお水が一緒にサーブされた。隣りのテーブルでは、若いカップルが英語でマシンガントーク中。Wi-fiを繋ぎ、メールをチェックしたり。ひと息ついて気持ちを切り替える。雨が降り続いているから、なかなか席を立つ気になれない。でもそろそろ出掛けなきゃ。食材を買い出しにグランエピスリーに向かう。改装を終えて、店内の配置がすっかり変わっている。バターを物色。カートにどっさり詰めていたら、隣りのムッシュはさらに豪快に買っていた。

雨が本格的になってきた。やはり傘を持ってくるべきだった。リュデュバックまで移動して、美術館を探し歩く。Musée des Lettres et Manuscrits 手紙と直筆書簡の美術館。
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目当てはコクトー展。今日はコクトー三昧だな。展示の規模は小さいけれど、コクトーが友人たちに宛てた直筆の手紙、日記などがショーケースに並んでいる。ピアフに宛てたものなどもあって興奮気味。みなウインドーに顔をくっつけて食い入るように眺めている。ああ、フランス語がもっと読めたらいいのに。地階は常設展示室。さまざまな分野の著名人による手書きの書簡が所狭しと並んでいる。中世の王たちによる筆跡に釘付け。紙やインクの風合いもたまらない。
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さて最後の買い出し。サンシュルピスまで歩き、Patrick Rogerのブティックへ。夕刻で店は混雑気味。近隣に暮らすブルジョワジーなお客様がスマートに買い物を済ませていく。列のいちばん後ろに並び、順番を待つ。若くきれいなマドモアゼルに説明を受けながらショコラを選ぶ。オランジェット、ガナッシュ、シトロンやピスタチオのボンボンショコラ。単品で気になる数種を購入。カタログやパッケージのデザイン、ディスプレイも独創的で美しい。どんな味なんだろう、楽しみ楽しみ。

お次は薬局CITYPHARMA。最近ここに来ると、怒濤の接客で攻め立てられる。コスメの棚を物色しているとマダムが話しかけてきた。キター。私のカートを覗き込み、アナタは何故それを選ぶのか?とストレートに駄目出し。いや、そう言われてもねぇ。フランス産で伝統のあるBIO100%のシリーズを勧められる。年令を聞かれ、アンチエイジング用に美容液も。リーズナブルで良質と、説得力のある接客。そこまで言うなら使ってみるか。数ヶ月分のコスメをまとめ買い。

デプレの教会。雨は少し小振りになってきたみたい。横道に入るとマグナムのオフィスがあった。ビュッシに抜けて、Cartonに寄ってみる。閉店間際でパンの種類は少ない。スーパーでチーズやお菓子を買い足す。まだ買うか!今夜の夕飯は、冷蔵庫に残っている食材で軽く済ませよう。da rosaで生ハムを数枚スライスして貰う。ラテンなムッシュがノリノリで対応してくれる。ソーテルヌのチョコを試食、やはり美味しい。誰かのお土産にしてもいいな。買っておこ。Hotel La Louisiane。エントランスを見上げ、写真に収める。

さ、そろそろ家に戻ろう、セーヌに向かって路地を歩く。大好きな散歩道。ギャラリーのショーウインドー眺めながら、ポンデザールへ。日が落ちて暗くなったセーヌを眺め、ほぅとひと息。今回のパリ滞在もこれにて終了。いい旅ができたなあ。ルーブルの中庭を抜け、帰路に着く。

リビングにてささやかな晩餐。バゲットにバター、ブリー、生ハムを挟みサンドウィッチ。残っていたオリーブや果物を片付ける。食後のお茶を飲みながら、イザベルとおしゃべり。静かにジャズが流れている。互いの仕事や家族、人生などについて会話を交わす。自由に生きてきたイザベルはとても素敵。まだ会ってから間もないのに、私の本質をよくわかっているみたい。明日は朝早い出発だから、寝過ごさないよう気をつけて。ボンニュイ。
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by 84vaucluse | 2014-05-17 13:17 | 2014 Paris・Portugal | Comments(0)

パリ散策2

大阪の友人が自宅に滞在し、この週末、蒲郡で開かれていた「森、道、市場」に通っている。水筒にハーブティーを詰め、送り出す。私、なんだかお母さんみたい(笑)。お天気もいいし、海に面した公園はさぞかし気持ちがいいんだろうな。明日は天気が崩れるようなので、2日間、晴れてよかったです。

さて、旅日誌。パリ2日目のようすです。それにしても、よくまあこれだけ動き回ってるなーと我ながら感心したり呆れたり。ごゆるりとお読みください。

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21. Jan. 2014

パリに戻って2日目。今日もどんより曇っている。思っていたほど寒くはないけど、旅の後半、疲れも溜まってきているので暖かくして家を出る。モビリスを買い、まずはアリーグルへ。メトロの出口からしばらく歩き、公園の角を曲がる。あれ、いつもと少し雰囲気が違う。ストールの数が多いような気がするし、小ぎれいな品を持っている売り手も目に付く。今日だけなのか、最近はこうなのか。ま、いいや、物色開始。カジュアルな食器類はちょっと見飽きているから手が伸びず。厳選しながら本当に欲しいものだけを選んでいく。少数精鋭。こんな買い方が今の気分。
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ひとしきり買い物を済ませたら、広場に面したグロサリーへ。ハーブティーを買い込む。ベルべーヌ、カモミール、ティエール、ジャンジャンブル。シンプルな透明の袋に、手書きで表示が書いてある。外のマルシェでチコリをひとつ。ずしりと重い。料理人の友人が、旬だから食べてみてとすすめてくれた。帰り際、Blé Sucréに寄ってみる。んーなに買おう。タルトオシトロン!ひとつ用のボックスもかわいいな。
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シャトレに戻り、郵便局にてコリッシモを購入、箱を抱えて帰宅する。シャトレってやはり想像以上に便利な立地。どこへ行くにもさくっと動ける。買ってきたばかりのタルトを食べて充電完了。さ、再び出掛けましょ。

てくてく歩いて、オテルドヴィルに到着。楽しみにしていたブラッサイの写真展へ。入り口には行列ができていることが多いけど、今日はすんなり。あまり広くない会場内、コーナーごとのテーマに沿って、モノクロームの写真がたくさん並んでいる。パリに憧れはじめた頃の、原点に立ち戻ったような気分。
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67番に乗リ、サンジョルジュまで。バスを降りて、マルティーユをぶらぶら歩く。まずはRose Bakery。クランブルが欲しかったけど、今日は置いてないみたい。目移りしながらショーケースを覗き込む。数種のパウンドケーキからシトロンをワンカット。それからマフィン。なんかシトロンばっかり選んでる。続いてSébastien Gaudard。リッチな店構えに少し緊張。ガレットをひと切れ買う。角のパン屋MAISON LANDEMAINE。朝夕にはいつも行列ができている。ハード系のミニパンならば、日本まで持ち帰れそう。坂の下のドログリーに寄り、今度は坂を引き返す。車の来ない静かな小径で、買ったばかりのパウンドケーキをパクリ。うっやはりローズはおいしいな。しばらく歩いて、目当てのフロマージュリに向かう。
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昨年借りた部屋の家主が教えてくれたチーズ店。のんびりとした坂道の途中にある。庶民派ながらも風格のある店構え。少々値段は張るけれど、日本まで持ち帰るなら、きちんとした店で相談をしながら選びたい。そんな旨を店主に伝え、一緒にチーズ選んでいく。昼下がり、他にはお客さんもいないから、腰を据えてじっくりと。シェーブルの王様というムッシュ一押しのシャロレ、羊乳のブレビ、絶対に外せない大好物のコンテ、スパイシーなブルーも欲しい。カウンターの奥に並ぶ農家のバターも気にかかる。真空パックにして貰い、保存方法や食べ頃など詳しく聞く。チーズの名前と原産地は、忘れないようタグに書いて貼付けてもらった。メルシームッシュ。後は帰国後のお楽しみ。

さて、もう少しこのあたりを散策。東に向かうにつれ、下町度が増していく。タピシエの工房や建築、写真のオフィスなどもちらほらあって、渋さが残るいい界隈。
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ピガールまで歩き、アベス方面へ。行きつけのアンティーク店に寄って行こう。行くたびに違う凝ったデコレーションのウインドー。ボザールの学生が描いたデッサン画が吊り下げられている。わあ。私物にしちゃいたいくらい気に入った。1枚購入。素敵な出会い、心の底から嬉しくなる。

バスに乗り、ルーブルリヴォリまで戻ってきた。シャトレ方面に歩く途中、ビオスーパーでキヌアを購入。また重いもの買っちゃった。MORA、HEMAにてキッチン小物や日用雑貨を買い足してから、ようやく帰宅。どうしよう。でもまだ時間はある。疲れ果てているけれど、えいっ、もういちど出掛けちゃおう。河岸を歩き、バス停を探す。夕方のラッシュ時で、車が列をなしている。暮れかかった蒼い空。シテ島とセーヌ川。ああパリだなあ。

96番でオベルカンフへ。目当ての食材店に向かう。想像通りセンスのいい店構え。店員のムッシュも洒落ている。ボルディエのバター数種を買い込み、さらにうろうろ。なだらかな坂に連なる商店街は、夕食の買い物を済ませる人たちで賑わっている。白っぽいセンスのいいウインドーが目に留まり、入ってみる。厳選された食材が並ぶエピスリー。奥には小さなカウンターもあって、お茶やお菓子が頂ける。女性オーナーによる可愛らしいデコラシォン。まだオープンにして日が浅いらしい。サヴォアのジャムが気になるけれど、これ以上重いのは無理だよな。トリュフの入ったグレープシードオイルを購入。

角の八百屋を曲がり、新しくできたカフェレストランを覗いてみる。お洒落なカップルが静かに食事中。メニューを物色するも、なんだか気分じゃない。うーん夕飯どうしよう。ひとりでさらっと食べられて、遠くない場所がいい。JEANNE Aに行っとこうかな。なんだかんだでこの店便利。働くスタッフがみんな若くてきびきびとしているのも好きな理由。軽く食べたいのでアントレはパス。プラだけを単品でオーダー。ここに来るとつい選んでしまう鶏のロティ。つけ合わせのグラタンドーフィーヌが美味しすぎる。斜め向かえのテーブルでは、常連らしいマダムがひとりで食事を取っている。ワインを飲みつつ楽しそう。カフェでシメて店を出る。ご馳走さま。

人気のないバス停で音楽を聴きながらバスを待っていたら、自分がいま何処にいるのか、あやふやな感覚になってきた。家に戻り、もうひと仕事。荷物の整理をはじめましょ。
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by 84vaucluse | 2014-05-11 20:16 | 2014 Paris・Portugal | Comments(0)

パリ散策1

大型連休が終わり、ほっとひと息。光に映える緑が美しい季節ですね。
ふだんは億劫な掃除や洗濯も、こんなお天気のいい日には楽しく取り組めるような気がします。

ここ最近、フランスの旅情報を求めてブログを覗きにきて下さる方が増えているもよう。旅の覚え書きとして記したものが、どなたかの次の旅のヒントに繋がるのであればとても嬉しい。書いててよかったなと思います。もしよろしければ、これをご縁にときどき覗きにきてくださいね。

「ポルトガル&パリ旅日誌」。リスボンからパリに戻ったところでストップしたままでした。用事と遊びを可能な限り詰め込んだ3日間。かなり駆け足モードで動いていたので、旅の参考にはあまりならないかもと思いますが、どうぞごゆるりとお愉しみください。あ、リスボン最終日にカメラを壊してしまったので写真は少なめです。



20. Jan. 2014
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月曜の朝、シャトレのアパルトマンで目覚める。若者が夜中まで騒いでいてやかましいかもというイメージに反して、とても静かで寝心地のいいベッドルーム。ひと晩しか泊まっていないのに、すでに自室のように馴染んでいる。曇っているけど、雨はなんとか大丈夫そう。ソファでお茶を飲んでいたらイザベルがお菓子をお裾分けしてくれた。ガレットデロワをひときれ頂く。さあ外出。メトロ駅にてMobilisを購入。そのままモントレイユに向かう。月〜水の3日間という滞在なので、市には行かないつもりだったけど、なんだかうずうずしてしまい、急遽モントレイユへ。もう一種の病気のようなもんだなこれは。モントレイユはいつも通りの光景。月曜なのでそれほど人出も多くない。クレープを焼いているスタンドでカフェを飲んでから物色スタート。商品に加え、自分の買いものも少し。子供用のTシャツが1ユーロ均一。モード関係らしいお洒落マダムも足を止めている。ストック品の中からインナーに着れそうなボーダーとパーカーを選んでみた。レトロな雰囲気のチェックのマフラーもゲット。小腹が空いてきたので、アラブ風のパンをかじり、メトロで家に戻る。荷物を置いてひと息ついたら、今度はバスでトロカデロ方面へ。シャトレ界隈、バス路線が多すぎて目当てのバス停を見つけ出すのが難しい。面倒なのでやってきたバスに適当に乗ってみた。どっか途中で乗り換えればいいやと思っていたら、直ぐに右折。ぎゃ方向が違う、降りなくちゃ。今度はちゃんと番号を確かめてから72番に乗車。手間を惜しんじゃいけないな。

コンコルドを抜け、セーヌ沿いを走る。このあたり滅多に来ないけど、バスだとあっという間に着いちゃう。アルマモルソーを過ぎたところで下車。対岸にはエッフェル塔。Musée d'art moderneへやって来たけれど、なんだか閑散としている。やな予感的中、休館日。ちゃんと調べたつもりだったのに、無駄足だった。うーんどうしよ、まいっや。とりあえずメトロに乗っちゃえ。イエナからフランクランルーズヴェルトへ。地上に上がり、シャンゼリゼを少し歩く。オーシャンゼリゼ〜、自然と鼻唄交じり。歩道にはグラフィックのポスターが点々と並んでいる。42番のバスが来たので乗車。再びコンコルドを通りマドレーヌまで。車窓から見る観覧車、なんだか新鮮。慌ててカメラを取り出す。
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マドレーヌ広場の一角にあるハウエルのブティックへ。探していたイメージに近いダークグレーのタートルセーターをソルド価格で購入。厚手のニットなのにシルエットがきれい。いいもの見つかってご満悦。いつの間にか雲が切れて、晴れてきた。巨大な柱の陰から青空が覗いている。
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せっかくなので寺院を参拝。ここ入ったことあったっけ。内部は案外華やかな雰囲気で、クレッシュもまだ飾られている。キャンドルを捧げ、寺院を出る。
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お次はLA MAISON DU MIEL。かなり昔にいちど来たことがある。前の店舗は老舗らしく木造りだった記憶があるけど、改装を終えてモダンなお店になっていた。若くてきれいな女性スタッフが接客してくれる。蜂蜜のパッケージも以前のレトロな紙のものからデザインが変わっている。ちょっと残念。イチジク入りのジャムとキャンディーを買う。

バスを乗り継ぎ、マレに向かう。ヴォージュ近くで下車。気になっていたパン屋に寄ってみる。前に並んでいたマダムにつられ、バゲットトラディション。ドゥミサイズで購入。明日の朝ごはんに食べてみよ。日がだいぶ暮れかけている。フランブルジョワをぶらぶらしながらウインドーショッピング。AUTOUR DU MONDE。地階にてラグを見つける。圧縮ウールで厚手の生地、ソルドで30%オフになっている。ひと目で気に入り即購入。こんなの欲しかったから、すごく嬉しい。荷物が増えて重たくなってきたけれど、このまま歩いてシャトレに向かおう。途中Minh chauにて少し早めの晩ごはん。ここも随分ひさしぶり。昔から変わらない食堂みたいな雰囲気の店。テイクアウトも含め、お客さんがひっきりなしにやってくる。サラダメゾン、やっぱり美味しい。海老カレーと白いごはん。ご馳走さま。

ランビュトーに抜け、スーパーで食料などを調達。この通り、商店やカフェが連なって活気に満ちていい感じ。素通りできず、Pain de Sucreにも寄ってみる。閉店間際、パティシエと思われるムッシュが対応してくれた。初日の散歩ようやく終了。1日中よく歩いたな。家に帰ると家主の娘さんがボーイフレンドと一緒に遊びにきていた。キッチンで賑やかにお料理中。もうすぐディナーが始まるらしい。軽く挨拶をしてから部屋に戻る。先ほど買ってきたマカロンにてティータイム。キャラメルブールサレとシトロンヴェール。なにこれ、めちゃくちゃ旨い。特にシトロン、いままで食べたマカロンの中で断トツに好みの味。リビングから楽しそうな話し声。明日の計画など練りつつ、夜を過ごす。
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by 84vaucluse | 2014-05-07 18:04 | 2014 Paris・Portugal | Comments(0)

パリへ向かう

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お尻からすっ転んで大声を上げたら、周りにいた人たちが駆け寄ってきて助け起こしてくれた。ああ、やっちゃった。少し痛いけど歩けないほどではない。落ち込んだ気分でホステルまで戻る。悔やんでも仕方ないし、気持ちを入れ替え出発。荷物を抱え、グロリア線にてレスタウラドーレス広場へ向かう。15分ほど待っていると空港行きのバスが来た。AERO BUS €3.5。日曜日の昼間だからか、車は少なく、すんなり空港に到着。

ローカルでこじんまりした雰囲気。首都の空港とは思えない。ポルトガル航空のカウンターへ。自動チェックイン機の前にスタッフが待っていて、手続きを手伝ってくれる。すごく親切。荷物を預け、搭乗券を受け取る。あ、ここもぺらぺらの感熱紙。構内はけっこう混んでいる。時間はたっぷりあるけど、早めにゲートへ向かおう。セキュリティーをくぐり上階へ上がるとショップが並ぶエリアに出た。フードコートにて一服。マックでハンバーガーなども食べてみる。

まわりに座っていた日本人のツアー客も動き出した。さ、私もそろそろ搭乗口へ。みなさんにつられ同じ方向に歩いて行く。パスポートコントロールに並び、自分の番に。「パリへ行くの?」「はい」「パリ?!」「はい」「ここじゃないよっ」そーだ。そうだーーー。ここ国際線!パリ行きに出国審査があるはずがない。慌てて引き返し、ゲートを探す。閑散とした搭乗口に辿りつくと、ふたりの係員がにこやかに待っていた。「スギヤマ?」ぎゃっ、私が来るのを待っていたのか。ニホンは桜がきれいよね〜と穏やかにやり取り。ああ、よかった。危うくファイナルコールされるとこだった。席に着いてほっとする。

ご迷惑をかけることなく、無事定時に離陸。さあパリへ戻る。今日は朝からアクシデント続きだから、ここらで気を引き締めなくては。機内はほどよく空いている。窓からぼうっと外を眺めていると、機内食のサービスが始まった。サンドウィッチとマンゴーシュースのパックが配られる。さっきマックに寄らなければよかったな。サーモンとクリームチーズ、ほうれん草がたっぷりと挟まれていて予想以上に美味しい。完食。

リスボン-パリは時差が1時間あるから、実際の飛行時間は2時間半ほど。スペインを横切り、バルセロナ辺りから北上するのかと思いきや、リスボンを真っすぐ北へ、ビルバオをかすめてノルマンディーへ。どうもこれが最短ルートのよう。フランスに入ったと思ったら、あっという間にパリだった。オルリーへの着陸時、遠くのほうにエッフェル塔がちらっと見えた。夕暮れのパリ。オレンジの街灯がとてもきれい。

ターンテーブルにて荷物を引き取り、バス乗り場へ。オルリーはこじんまりしているから移動にもストレスがない。スタッフにバス乗り場どこ?と尋ねると、ぶっきらぼうに返事がある。ああ、パリだな、ここは。Orly Busに乗り込む。市内まで €7.5。車内は混雑。ドア近くにラゲージを置いて椅子代わりに座る。夕刻の渋滞に嵌りながらも、ダンフェールロシュローに到着。バス停の目の前にRER駅。このまま電車に乗っちゃおうか。でもやっぱりバスで行こう。広場は大きく、目指すバス停を探すのに少し手間取る。38番に乗車。日曜の夜、道は空いている。リュクサンブール、サンミッシェル、セーヌを超えてシャトレにて下車。荷物を引きずり、宿へ向かう。お世話になるアパルトマンはシャトレのど真ん中。車の入らない泉のある広場に面している。ベルを鳴らすと、マダムが階下まで降りてきてくれた。ボンソワ、アンシャンテ。狭い螺旋階段で3階へ。荷物を運ぶのを手伝って貰う。

ひとり暮らしのマダムのお宅。玄関を入ると、すぐにリビングキッチンがある。廊下の奥にふたつの寝室。空いているほうのひと部屋を借りる。ここち良さそうなダブルベッド。部屋は狭いけど、ひとりならばこれで十分。部屋の説明、鍵の掛け方、簡単な自己紹介。気さくでさばさばとした画家のマダム。ショートヘアが恰好いい。荷物を片付け、シャワーを浴びて、今夜はこのままリビングでまったりしよう。

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by 84vaucluse | 2014-03-26 09:33 | 2014 Paris・Portugal | Comments(0)

リスボン最終日

暖かさが増して、一気に春がやってきました。気がつけば3月も終盤です。終わること、始まることが多いこの時期、日々をふと顧みる時間を大切に過ごしたいものですね。

さて、しばらく放置中のポルトガル&パリ旅日誌。
リスボンを発つ朝から再開です。

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19. Jan. 2014


今日も快晴。気持ちよく目覚め、支度を整える。階下の朝食ルームへ降りていくと、同室のフランス人女子がテーブルに就いていた。居合わせた女の子を誘って3人で朝ごはん。フィンランドで暮らしているという台湾人の若い女の子。英語がとても堪能。さらにもうひとり、スペインからの女性が加わり、どんどん賑やかになっていく。フランスとスペイン、ふたりの話題は政治について。互いの大統領について辛辣な意見を交わしている模様。そこへイギリス人男性ふたりがやってきて、さらに盛り上がる。ネイティブイングリッシュにはついて行けなくて、ときどき相槌を打ちながら、話に耳を傾ける。高度な英会話教室に放り込まれた気分。固い話、柔らかい話題、朝から有意義な時間。インターナショナルな朝だったね、という英国人の閉めの言葉で解散。

荷物はすでにまとまっているので、空港に向かう時間まで、最後の散歩に出掛ける。日曜の朝、あたりはまったく人気が無い。ぽつんと佇むグロリア線。この景色も見納め。
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車両には乗り込まず、線路沿いを歩いてみる。
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スプレーアートが描かれた路地を下る。気持ちがいいな。鼻唄混じり。
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振り返って見上げると、急な坂が続いている。
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広場を通り抜け、ロシオ駅の横を過ぎる。市街地バイシャへ。リスボンはほんとに狭い。メトロ駅を反対側へと入ってみる。賑やかな繁華街から雰囲気が変わり、シックな雰囲気のエリア。この辺りエレガントで素敵。
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路地を進むと、トラムが走る通りに出た。坂の途中にある曲がりくねったコーナーに、どこかの国のテレビクルーがカメラを構えている。やってくるトラムを待っているのかな。うねっとした坂道を下って行く。ギシギシと音を立て、黄色いトラムがやって来た。あ、反対からは赤いやつ。
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坂を下ると、バイシャのど真ん中に出た。そういえば、まだ海をちゃんと見ていない。大理石の石畳を歩き、巨大な石の門の下をくぐる。
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大きな広場。海に向かって開けていて、開放感に満ちている。取り囲む建物は黄色く塗られ、騎馬像の前では皆が記念撮影をしている。
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わあ、海が光っている。
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うぁああああ。
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景色に見とれていたら、うっかり滑って転んでしまった。カメラ破損。
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by 84vaucluse | 2014-03-25 12:23 | 2014 Paris・Portugal | Comments(0)

2日目つづき

→→

市を出てトラムの走る通りまで戻ってきた。さてどうしよう。住民らしい人につられ、来た道とは違うほうへ進んでみる。下町らしい路地の中に、新しいセンスが見え隠れする。若いアーティストなども多く住んでいそう。
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ここは何のアトリエのなのかな。
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歴史のありそうな陶器の工房なんかもあって、この道なかなかいい感じ。
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細い路地を下りながら歩いていく。両側の建物には洗濯ものがはためいて、心地のいい生活感。坂の途中に洒落たカフェ。ドア越しにちらりと中を覗いてみる。わ、なかなか素敵。一旦前を通り過ぎ、やっぱり気になり引き返す。ポルトガルに着いてからおじさんが集う食堂のような店ばかりで食べていたから、こういう雰囲気に餓えてたみたい。ゆっくりランチをとりながら、午後のプランを練り直そう。
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感じのいい女性に促され、店内へ。窓際に座る。入口に掲げられていたブラックボードがランチメニュー。ひとつずつ丁寧に説明してくれる。キヌアのサラダと紅茶をオーダー。それにしてもこの女性、接客が本当に素晴らしい。サラダが出てきた。キヌア、味の想像はつくけれど、初めて食べる。
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わ、盛りつけもとってもきれい。早速いただきます。サラダの中身はプチトマト、レッドオニオン、ズッキーニ、フェタチーズ、イチゴと目にも鮮やか。先ほどの女性が、いかがですか?と気にかけてくれる。うん、すごく美味しい。このドレッシングは?と質問すると、オリーブオイルとバルサミコのみだと教えてくれた。紅茶はパレデテ。好みのフレーバーを選ぶと、ピンクのポットでたっぷりとサーブされた。
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美味しいごはんと心地のいい空間。心からリラックス。お店の女性はフランス人で、ポルトガル人のスタッフとともに店を切り盛りしているみたい。なるほど、オシャレなはずだ。厨房がむき出しの店内。自家製のアイスクリームが気にかかる。2、3味見をさせてもらい、いちごをセレクト。ポルトガルのいちごは甘くて有名なのだそう。うはー、シアワセ。
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すっかり長居をしてしまった。さ、あまりゆっくりとはしていられない。店を後にし、坂を下る。幾つかの路地が集まる広場のような場所に出た。ここはトラムの集積場所みたい。赤い車両や黄色いの、次から次へとやってくる。
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海に向かって視界が開け、テラスにはカフェのテントが並んでいる。振り返るとこんな景色。丘に向かって連なる雲。
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28番のトラムに乗って、中心部の広場まで戻ってきた。ここから15番に乗り換えてベレンに向かう。今度は2両連結の新型車両。観光客ばかりでなく、住民たちがたくさん利用している。予定よりも時間が押している。効率よく見て廻るにはどうすればいいかと考えながら移動する。30分ほどでベレンに到着。右手に荘厳な建物が!ジェロニモス修道院。車窓からの風景にすでに圧倒されている。想像よりも遥かにすごい。あまり時間がないけれど、これは絶対見なくては。

斜め向かいに座るおばさんが、ちらちらと私のことを気遣ってくれている。降りなくていいの?と言われ、ベレンの塔へ行きたいと告げる。2つ目で降りるようにと教えられ、最寄りの停留所が近づくと合図をくれた。ご親切に。オブリガーダ。テージョ川に向かって少し歩く。大通りの歩道橋を超え、公園の先、川面に浮かぶように古い塔が建っている。
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川といっても河口が近く、まるで海にいるみたい。大航海時代、ここから世界へと船出していったんだよなぁ。時間がないので内部見学は断念し、塔のまわりを歩いて散策。各国からの観光客に混じり、撮影会。打ち寄せる波しぶき。だんだんと雲行きがあやしくなってきた。
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先ほど降りた停留所まで戻り、やってきたバスに乗ってみる。少しでも時間短縮。修道院前にて下車。閉館まで1時間余り。間に合ってよかった。
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建物に近づくにつれ、荘厳さに言葉を失う。あまりに大きく、全体をカメラに収めることはできそうにない。エンリケ航海王子とヴァスコ.ダ.ガマの偉業を称え、1502年に着工、一世紀ほどを費やし完成したという。帰ったら、ポルトガル史のおさらいしてみなくちゃ。入場料7ユーロ。支払いを済ませ、内部へ。
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中庭を取り囲む二層だての回廊。素晴らしすぎて言葉にならない。
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ほの暗い階段を登り、2階部分へ。小部屋に入ると、隣接する教会を上から見下ろす場所に出た。聖歌隊の席らしい。閉園時間が近づくにつれ、だんだんと人が減っていき、回廊をひとり占めしているような気分になる。ギリギリまで、この世界を堪能。
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時間切れで、教会内部はゆっくり見ることができなかった。でも、とにかくここに来られたことに深く感謝。

外に出ると、先ほどは居なかった怪しい人影がふたり。黒い大きな布を持って、観光客につきまとっている。スリだわ。一目瞭然。避けるようにして足早に通り過ぎる。道なりに歩いて行くと、スタバの隣り、人がわさわさと並んでいる。ポルトガルでいちばん美味しいというパステル.デ.ナタの老舗。テイクアウトの列に加わる。進みは早く、すぐに順番がきた。カウンターの店員さんは、みなお揃いのエプロン姿。純喫茶のウエイトレスのような出で立ちで、お客をどんどん捌いていく。2つで2.1ユーロ。焼きたてほやほや、まだ温かいナタをカウンターにて頬張る。うわー、生地がさっくさく。回転が早いから、いつも出来たてが食べられるんだ。さすがに名店、めちゃくちゃ美味しい。
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雨がちらほら降り出してきた。トラムにて市内へ戻ろう。夕方の車内は、観光客と地元民が入り乱れ、ものすごく混雑してる。元気なおじさんグループが、まわりのお客を巻き込んで上機嫌に笑っている。鉄道駅の前で降りてみた。ふぅ、ようやくひと息。小雨は降り続いてるけれど、このまま歩いちゃおう。このあたり、駅裏らしい少し鄙びた雰囲気。丘の上と下を繋ぐビッカ線の駅が、この先にあるはず。あ、入り口発見。
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ちょうど車両が到着し、運転手さんが降りてきた。窓口に置いてあるバインダーに何やら記入して、時間まで携帯電話でおしゃべり中。折り返しは20分後と言われたけれど、車内を見学しながら待っていよう。
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内部はレトロな木製で、両方向に運転台が付いている。座席数はほんの僅か。少しずつ乗客が集まってきた。運転席の真下にある銀色のボッチを踏むと、チーーンと鐘が響くしくみ。間違って踏んでしまい、大きな音が鳴り響く。わわ、びっくりしたー。そしてちょっぴり恥ずかしい。小さな男の子は運転席の装置が気になる様子。あちこち触って遊んでいる。時間になって出発進行。民家の脇をスレスレに登って行く。グロリアよりは長い距離。終点ではカメラを構えた観光客が、到着を待ち構えていた。
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賑やかな通りを右手に進むと、目抜き通りに繋がっていた。あ、なんだ、ここに出るんだ。ポルトガル最後の夜。少しだけ奮発して小ぎれいなレストランに入ってみる。昨夜、外観が気になっていたお店。ホステルで同室のフランス女子が、シーフードならここが一番!と勧めてくれた。モダンだけれどカジュアルな雰囲気。手前のカウンターへ。スツールが高すぎて、チビの私は飛び乗るしかない。左右を見ながらメニューを開く。ここの売りは新鮮な魚介とアレンジされたお寿司風料理のよう。入口付近に積まれている牡蠣が気になり、とりあえず3個オーダー。白ワインをグラスで貰う。牡蠣の種類は、日本のともフランスのやつとも違い、小ぶりで平べったい感じ。臭みが全くなく、あっという間に食べちゃった。

メインは本日のお魚をお好きな調理方法で。時価と書かれたメニューがやや気になるが、まあ高くたって知れてるでしょ。牡蠣を食べ終わったころ、こっちにおいでと手招きされた。テーブル席の一番奥にずらーっと魚が並んでいる。敷き詰められた氷の上には蟹や海老も盛られている。これならどれを選んでも美味しいに違いない。シェフらしきお兄さんのおすすめに従い、白身魚をセレクト。塩焼きにして貰う。レモンをきゅっと絞っていただきまーす。
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お魚はもちろんのこと、つけ合わせの野菜類がどれも濃厚ですごく美味。結構ボリュームがあるけれど、最後までしっかり完食。これだけ食べて4000円ほど。ああ、大満足。パリだったらこの何倍もするだろうな。

日は暮れているけれど、まだ時間は早い。最後に気になっていたビオスーパーに立ち寄って、ホステルに戻ってきた。大充実の1日が終わった。さ、頭を切り替えて、荷造り開始。増えた荷物をラゲージとトートバッグに入れ分けて、明日に備える。荷物がだいぶ片付いた頃、仲良くなったフランス女子が帰ってきた。レストランすごく美味しかった!ありがとう。彼女も明日リールへ帰る。旅が大好きで一眼レフのカメラを提げて、各地を巡っているらしい。何時間も夢中で路地をぶらぶらしちゃうと話しながら、撮った写真を見せてくれた。今夜は階下のバーも静か。ウトウトとし始めた頃、声をかけられ起こされた。ここ、私のベッドなんですけど。誰もいなくて空いていると思い込み、下の段に寝ていたらベッドの主が帰ってきた!怒ってるよね?とにかく誤り、寝ぼけたまま自分のベッドに移動。あーあ、最後にやらかした。ほんとにご免。ごめんなさい。
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by 84vaucluse | 2014-03-10 19:34 | 2014 Paris・Portugal | Comments(0)

リスボン2日目

旅日誌、本編に戻ります。
リスボン2日目、土曜日の朝からリスタート!

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18. Jan. 2014


階下からの歌声は0時頃にはおさまって、朝までぐっすり眠ることができた。東に面した大きな窓から気持ちのいい日差しが差し込んでくる。少し遅めに起床したので、部屋のみんなはもう出掛けてしまった後みたい。支度を整え、1階奥のダイニングにて朝ごはん。おばさんに声を掛け、パンとチーズ、ハムを盛ったプレートを貰う。コーヒー、ジュース、シリアルなどは自分で用意。さっと済ませて、さて出発。
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雨上がりで舗道が少し濡れている。空気が澄んで心地いい。土曜の朝。あたりはまだ静かのようす。グロリア線もひっそりしている。
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坂を下り、市街地へ。リスボンに来てから、こんな水色の壁をよく見かける。教会もこんなに軽やかの印象。
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メトロに入ると、ものすごいロングエスカレーター。丘の斜面を一気に降りる。いちばん下に改札口。ここの駅にも窓口はなく、券売機の近くに駅員さんが立っている。声を掛けてカードのチャージを手伝ってもらう。6ユーロで24時間乗り放題。バイシャを通り抜け、目的の方面へ。週末とはいえ、街いちばんの繁華街ものんびりムード。「リスボンは名駅くらいの広さ」という友人説は正しかった。
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ぶらぶらと散歩しながら、昨日買い物をした付近までやってきた。街がほんとにちっさいな。突き当たりの教会を超えるとアルファマ地区。歩いても行けそうだけど、せっかくなのでトラムに乗ろう。カテドラル前より28番に乗車。
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車内はほぼ全員観光客。混雑もないので治安は心配なさそう。後ろのデッキに立って車窓を眺める。トラムはゆっくり坂を登り、狭い路地に入っていく。はー、楽しいよ。
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道幅がどんどん狭くなってきた。両側まで家が迫っている。少し早いけど、ここらへんで降りちゃお。
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軒先をかすめるようにして、トラムが去っていく。下町らしい風情が残る古い界隈。おじいさんの姿が目立つ。それにしても、この坂だらけの街で暮らしていくのは結構たいへんだろうな。
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人通りが増えてきた。みんなが向かう方向についていく。間違いない、市はもうすぐ。教会の間の城門をくぐると、ストールが並ぶ広場に出た。様子を伺いながら、物色開始。手前の広場は日用品や本などが中心。真ん中の建物には骨董屋やアーティストの店が入店していて、外まで商品を並べている。さらに進むと大きな広場。こちらはかなりガラクタ感が漂う。うわ、この空気。血が騒ぐ。どこかでボブディランが流れている。暖かい日差しがさして、丘の下には海が見えて、最高に気持ちいい。
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年配のご夫婦で営む布専門店にてヴィンテージのクロスをじっくり選ぶ。ところどころ仏語に似た単語から、話の中身を憶測。おじさん達とのやりとりは、基本どこの街でも同じ。パリよりもみなさん物腰が柔らかい。

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日常使いのキッチン小物や文房具、そうそう、タイルも忘れずに。パリまで持ち帰れそうな量だけを買いまわり、終了。思った以上に楽しい市。大満足。
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by 84vaucluse | 2014-03-10 12:53 | 2014 Paris・Portugal | Comments(0)

リスボンのホステル

3月に入りました。
日差しだけは春なのに、まだまだ寒さは残ったまま。気温の変化が激しくて体調管理が難しい季節です。みなさんも、どうぞお気をつけてお過ごしくださいね。

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さて、ポルトガル&パリ旅日誌。再開の前にリスボンでの宿泊先について触れてみたいと思います。

リスボンでの滞在先はココ。
the Independente Hostel & Suites

まだ旅の予定も全く無かった昨年のこと。世界のインテリアやデザインを紹介するウェブサイトでこのホステルを見かけました。まず釘付けになったのは、このベッド。
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ひとつの部屋を数人でシェアするドミトリーでは2段ベッドが基本ですが、こんなカワイイ木のベッド、見たことない!オリジナルでハンドメイドらしい。わー、なにここ、すごくすごーく気になります。家具選びやインテリアにも凝っていて、なかなか楽しそうなホステルです。頭の隅にインプット、数ヶ月が経ちました。
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パリ行きの航空券を入手した後、中抜けして数日どこかへ出掛けようかなと考えていたときのこと。リスボンも候補地に上がりました。ま、何より暖かそうだしね。パリからのアクセス方法や交通費、現地事情などを調べているうちに、再びこのホステルを発見。そっかー、リスボンにあるんだよね。いいかもしれない。行っちゃおうか!というわけで、旅程がめでたく確定しました。

初めて訪れる街では、宿泊先の立地選びに気を遣います。土地勘がないために、どの場所が自分に向いているのかの判断が難しいのです。このホステルの場合、インテリアなどは激しく気になりつつも、幾つか気になる点もありました。

いちばん気にかかったのは、ホステルの立地。バーやレストランで賑わうバイロアルトという地区にあり、週末の夜などはかなり賑やかになるようです。パリでいうとバスティーユのような感じかな。夜遊びをする予定はないけれど、夜中まで酔っぱらいが騒いでるような場所じゃあちょっと困る。詳しく調べてみると、ホステルは地区の端っこで、お店が並ぶ路地にではなく、大きな通りに面しているよう。夏場ならともかく冬だしね。夜も少しは早いでしょう。あまり心配ばかりしていても仕方ない。予約を済ませて旅立ちました。


ホステルの外観はこんな感じ。
アールデコの古い建物をリノベーションしているらしい。
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市街地まではゆっくり歩いても10分ほど。丘の上に建っていて、目の前にある公園は展望台になっている。荷物を持っての移動が少し心配だったけど、坂の上下を結ぶグロリア線がすぐそばにあり、バス停も真ん前にある。

レセプションはこじんまり。時間ごとに様々なスタッフがいて、皆親切に対応してくれる。洒落てはいるけど気取りはなくて、ラフな雰囲気。こういう感覚、イマドキの世界共通な空気だなー。
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1階は宿泊者以外も自由に利用できるレストランやバースペース。音楽やデザインに興味のある地元の洒落た人たちが集っている。連なる小部屋はヴィンテージを上手く配した流行のスタイル。コーナーごとに異なるインテリアで、案外奥行きがある。
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ベルリンやアムステルダムにも通じる空気感。パリのように決まりすぎていないのが、良くも悪くも心地いい。
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朝食は奥のダイニングルームにて。ドリンクやシリアルはセルフサービス。フランス語も話すアフリカ系の陽気なおばさんが、パンを運んできてくれる。
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黒くて薄いスレートのお皿。これってリスボンで流行ってるのかな。別のレストランでも見かけた気がする。

2階以上が宿泊フロア。泊まり客以外は入れないしくみになっている。螺旋階段を登り、ドアにカードキーをかざして内部へ。吹き抜けを取り囲むように共有ペースが広がっている。ソファやPCが置かれ、廊下の奥には男女それぞれのバスルーム。プールの脱衣所のようなラフな作り。回転とびらで仕切られたトイレ、シャワースペースが各3つ。部屋からポーチを持ち込んで、洗面や化粧を済ます。清潔感はあるけれど、使用者が多い日は汚れなどが気になるかもしれない。テレビが置かれたリビングルーム、器具が揃った共用キッチンも勿論完備。ここのデコレーションも抜かりない。

それぞれの部屋に入るときもカードキーが必要。私たちの部屋は、3段ベッドが3つ並ぶ女子オンリーのドミトリー。定員は9名だけど、すべてのベッドが埋まる夜は無かった。フリースペースは少ないものの、例のベッドの最下段に鍵つきの大きな引き出しがあって、ひとりひとつ割り当てられる。収納力は抜群で、ラゲージの荷物はほぼここに治まった。東向きの大きな窓は公園側に面している。通りに面しているけれど、思ったよりもずっと静か。車の騒音を気がなることはなかった。天井までの大きな窓がふたつ。小さなデスクも置かれている。

全11部屋。ドリトリー以外にスイートルームもある大規模なホステルで、場所柄、若い旅行者が多そうな感じ。夏には外でビールが飲めるガーデンテラスもあるみたい。ただし1階はかなり賑やか。深夜近くまで音楽や話し声が響いている。幸い私は昼間の疲れで、あまり気になることもなく、ぐっすり眠ることができたけど。

ま、でもそれがこのホステルのコンセプト。地元民と旅行者、一緒に楽しくわいわいやろう!ということなので、文句は全くない。何よりさまざまな国のゲスト達との出会いが楽しくて、エキサイティングな滞在ができました。ドミトリー利用で1泊12ユーロ。いやー、これはお値打ち。

というわけで、たまにはホステルもいいなと思ったリスボン滞在。
次回はリスボン2日目のようすを書きますね。
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by 84vaucluse | 2014-03-07 16:43 | 2014 Paris・Portugal | Comments(0)

リスボン散策

ここ数日「パンの日」絡みでブログに遊びに来て下さる方が増えていて、有り難い限りです。sahanも連日にぎわっていて、週末に向け、新たな商品を用意しようと準備を進めています。店頭に並びましたら、あらためてご案内させて頂きますので、楽しみにお待ちくださいね。

進行中のフランス&ポルトガル旅日誌。ちょうどリスボンに到着したあたりを書いてます。フランスなどに比べ、情報も少ないポルトガル。へーこんな国なんだ!と興味を持って読んで頂ければ、幸いです。


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17. Jan. 2014 Afternoon

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ホステルを出て、まずは近所を散策してみる。あたりは高台になっていて、目の前の公園は絶景の観光スポット。遠くには海を臨む。ウインドーに並ぶ素朴な焼き菓子につられ、レトロなカフェに入店。庶民的な店だけれど、天井には豪華なアズレージョ。赤ちゃんを連れた若いママにお店のみんなが優しく話しかけている。
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小腹を満たして外へ出る。雨が降っているけれど、このまま裏道をぶらぶらと。夜には賑やかになるエリア。昼間は静かで人気も少ない。パステルの鮮やかな建物が目に飛び込んでくる。ポルトとは全く異なる色彩感。
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坂を下り、市街地まで降りてきた。街は思っていたより更に小さく、これならば地図はあまり必要なさそう。明日は土曜日なので、買い物はできるだけ今日のうちに。目星をつけたお店を順番に見て廻る。まずは手袋専門店へ。間口だけの小さなお店。縦長のウインドーにサンプルの手袋が並んでいる。店内に入り、マダムに挨拶。希望のデザインを伝えると、店の奥にずらっと並ぶ箱の中からサイズに合うものだけを出してくれる。ひとつひとつ試着をしながら、お気に入りを探していく。マダムとふたり、ああだこうだと言い合いながら。長く愛用できそうな茶色の手袋を選んでみた。楽しい買い物、終了。
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トラムが行き交うフィゲイラ広場。リスボンらしい情緒が漂う。
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碁盤の目のようなバイシャ地区。街の中心部にも関わらず、立ち並ぶ商店はどこか垢抜けない雰囲気が残る。家庭用品のデパート、カフェを併設した古着店、パッケージのかわいい食材が並ぶみやげ物店などを覗く。地方物産を扱うアンテナショップに立ち寄ると、ポルトのホステルで一緒だった台湾の3人組にばったり遭遇。偶然の再会にテンションが上がる。店員のおばさん達に勧められ、リキュールを試飲。甘くて美味しい。特産品だというパイナップルのジャム、修道院で作られたチーズ、石釜焼きの素朴なパンなどを購入。欲しいものはもっとあるけど、重たいので一旦我慢。

日が陰り始めてきた。もう一軒、どうしても覗いておきたかったキッチン雑貨専門店へ。2階建ての店内は、プロの料理人にも対応できそうな充実の品揃え。閉店近くまでぐるぐる物色。荷物を抱えて店を出る。サンタジュスタのエスカレーターに乗り、展望台から街を眺める。大理石の舗道がオレンジ色の街灯に浮かび上がっている。美しい。
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坂の下と上の街を結ぶエレベーター。降り口の裏道は教会のある静かな広場に繋がっている。さらに彷徨い歩いていると、食堂風のレストランが目に留まる。煙に紛れながら、黙々と鶏を焼くおじさん。レトロ感満載の店内は地元人や観光客が入り乱れ、エキゾチックな雰囲気。ちょっとは早いけど、夜ごはん食べちゃおう。鶏のグリルをオーダーすると、想像通り、巨大な皿がやってきた。香ばしいけど、少々焼き過ぎている感じ。ささっと済ませ、帰路に着く。
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さすがにクタクタ。登り坂を歩く気になれず、バスに乗ってみた。ホステルの目の前で下車。わ、これは快適。レセプションにて荷物を受け取り、上階まで運んでもらう。今度のスタッフはハンサムなジェントルマン。日系の航空会社で働いていたこともあり、日本語も堪能。館内の設備を丁寧に説明してくれた。Thank you、Good Night。
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女子オンリーのドミトリー。部屋は狭めだけれど、収納部分がけっこう多く、不便はなさそう。宿泊客と挨拶を交わしながら、荷物を片付ける。長期で滞在している様子のフランス人の女の子。ハキハキしていてトレサンパ。街のあれこれを色々と教えてくれる。韓国人のふたり組もとてもいい感じ。テレビや映画の話など、世間話で盛り上がる。3段ベッドの真ん中が私のスペース。ふかふかの布団に横たわると、窓から見事な夜景が見えた。サンジョルジェ城!ラフなホステルだけど、景色だけはどんな高級ホテルにも負けてない。1階にあるレストランバーから音楽がずしんと響いてくる。地元の若者が集っているようす。お世辞にも上手いとは言えない、騒音としか言いようのない歌声。朝までこれが続くんのかしらん。
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by 84vaucluse | 2014-02-26 20:31 | 2014 Paris・Portugal | Comments(0)

Bon voyage a tous!


by 84vaucluse
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