カテゴリ:2015.4 France・Vienna( 15 )

Lyonへ向かう

秋晴れの、気持ちのいい青空が続いていますね。
ずいぶんサボっているうちに、すっかり季節が進んでいました。

4月に旅したフランス日記。
南仏での休日を終え、リヨンに向かうところからリスタートです!


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08 Avril 2015


明日のウィーン行きに備え、今日はリヨンへ移動する。
お世話になった友人宅から駅まで車で送ってもらい、9時過ぎのTGVに乗車。

アヴィニョンを出て間もなくすると、列車が突然停車した。
畑のど真ん中。テクニカルのトラブルで云々、というアナウンス。
ああまたかー。
小一時間ほど待たされて、Lyon Part-Dieu駅に無事到着。

駅正面を出て、目の前にあるメトロに直行する。
切符を売る窓口などは無く、かわりにユニフォーム姿の駅員たちが立っていて、乗客の質問などに答えてくれる。
最近の欧州ではこのスタイルが一般的。
2駅乗って、Saxe-Gambettaにて下車。
地図を頼りに歩いて行くと、5分ほどで目指すホステルに行き着いた。

ジリリリとベルを鳴らし、エントランスを解除して貰う。
バーのようなカウンターがレセプションになっていて、小ぢんまりとセンスのいいリビングスペースが併設されている。
チェックインまで荷物を預け、カウンターにいた男子スタッフにあれこれ質問。
今日の行動予定を組み立てる。

まずは昼ごはん。リヨン名物クネルが食べたい。
おすすめ店をたずねてみると、先日も食べに行ったばかりという老舗ブションを教えてくれた。
他にも行きつけにしているカフェやショコラティエを地図にマークしてくれる。
フランス最後の1日なので、日本まで持ち帰るバターやチーズも買い込みたい。
いちどに買い物出来そうな、中央市場レアールに行ってみようかな。
それから、気になるスト情報。
戻って来るまでに調べておくよと言われ、搭乗予定の便名を告げる。
何から何までアリガトウ。
気分よく、街へ出る。


しばらく歩くと視界が開け、ローヌ河岸に出た。
階段状の遊歩道にぽつんぽつんと人が座り、ランチをとったり本を読んだり寛いでいる。
澄み切った青い空。
なんとも気持ちのいい天気。


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橋を渡り、市街地へ。


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ベルクール広場まで来ると、急に人出が多くなる。
ペラーシュ駅の方面に向かって歩いてみると、のんびりと下町ぽい商店街が続いている。

石造りのアーチの脇に、教えて貰ったブションを発見。
歴史を感じる風格ある佇まい。一瞬怯み、思い切ってドアを開ける。
クラシックな店内に、がやがやと食事を愉しむ人達がひしめいている。
満席の客席を抜け、2階席へ。
落ち着いた木製の内装に使い込まれたシャンデリア。
黒服のムッシュがメニューを持ってやってきた。
もちろんクネルを注文。

熱々のグラタン皿が運ばれてきて、目の前で白いお皿にサーブされる。
巨大なクネル!
お待ちかね。いただきますー。


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ふわっとした食感で、以前パリで食べたものより、もっと素朴で優しい味。
たっぷりと添えられたクリームソースもクドさは無くて、飽きることなく食べられる。
マッシュルームを絡めながら最後まで美味しく頂いた。

隣りのテーブルを囲んでいた大人数のグループが帰ってしまうと、この部屋にぽつんとひとり。
この店、1928年創業のリヨンで最も古いブションらしく、建物の歴史は18世紀に遡る。
雰囲気を存分に楽しんでから、席を立つ。


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25 Rue Guynemer 69002 Lyon

•••


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お次は、ショコラティエ巡り。
通りかかったRichardにふらりと入り、小さな箱詰めとタブレットを購入。
続いて、ホステルのスタッフが教えてくれたSAVEという店に向かう。
黒と赤のモダンな店内に、ケーキやマカロン、チョコレートなど豊富な商品が並んでいる。
日持ちの良さそうなショコラを数種、選んでみた。
メトロで移動し、ベルナシオンへ。
混雑を覚悟で来たけれど、よかった、空いているみたい。
地元のお客さんたちは皆パレドールを選び、さらりと買って去って行く。
もちろん私もパレドール、そしてずっしり重いタブレットを買い込んだ。大満足。

住宅街をてくてく歩き、レアールへ向かう。
微妙な時間にやって来たので、閉まっている店も多いけど、構わず買い物。
バターはヴェイユベールにて。これで当分、パン生活には困らない。
3軒あったフロマージュリのうち、雰囲気の良さそうな店を選び、声を掛ける。
若いスタッフに相談しながら、チーズを選ぶ。ああ至福。
荷物もずっしり増えてきた。そろそろ、ホステルに戻らなきゃ。

チェックインに立ち会ってくれたのは、先ほどとは違う若い女の子。
ストの件はちゃんと申し送りされていて「明日の便は欠航」だと告げられた。
がーーーーん。やはり駄目か。

ここで落ち込んでいる暇はない。
詳しい状況を把握すべく、まずはエアフランスのオフィスへ向かってみよう。
閉店時間まであと少し。急げー。

さてはて、この先どうなることやら。




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by 84vaucluse | 2015-09-23 10:46 | 2015.4 France・Vienna

Novesにて

梅雨真っ盛り。
台風来たりジメジメ続きで、体調がなかなか整いませんねぇ〜、、
どうにか毎日やり過ごしていますけど、みなさんも、どうぞお気をつけて。

しばらく忙し週間で、ブログ更新が更にスローペースになってます。
どうぞ気長にお付き合いくださいまし。


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07 Avril 2015


Novesに住む友人宅に滞在中。
快適なベッドでぐっすり眠り、朝を迎えた。
ダイニングにて朝食を頂きながら、さて今日はどうしよう?

スーパーまで買い物に出掛けるという友人を見送って、私は荷物の梱包に取りかかる。
すぐ目の前にポストがあるから、とっても便利。
コリッシモを買ってきて、荷造りを済ませ窓口まで持って行く。
町の真ん中にある小さな郵便局は、おじさん一人で切り盛りしている。
日本までお願いします、と差し出すと、帰り際に「Sayonara」と挨拶された。

帰宅した友人がランチの準備をしてくれる。
アンドレも一緒に3人で昼ごはん。
今年初めてのグリーンアスパラ。さっと茹でて半熟卵を崩しながら一緒に食す。
上げ膳据え膳。極楽だー。

ミストラルも治まって天気は最高。
午後からはドライブに。
行き先は友人におまかせして、車に乗り込む。
アヴィニョンから北に向かい、TAVELという小さな村に到着した。
商店が数件あるだけの、長閑な場所。
駐車場に車を停めて、路地を歩く。


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石造りの小さなカーヴに入ってみる。
棚にはずらりとロゼワインが並んでいる。
TAVELは古くローマ時代よりワイン栽培をしてきた土地。
ルイ14世にも愛されたというフランスを代表するロゼの産地なんだそう。
感じのいいムッシュが、試飲してみますかと、4種のワインを出してくれる。
通常のロゼより色味が強く、美しいルビー色。味はかなり芳醇でロゼというより赤に近い印象を持つ。
和食や中華にも合わせやすく、刺身やワサビにもマッチすると熱心に説明してくれる。
日本料理店を営むシェフ達もわざわざパリからやって来るらしい。
ワインに詳しい友人は楽しそうに話しこんでいる。

重いし、ほとんど飲めないし。
買って帰る気などなかったけれど、美味しさと美しさに魅了され、2本購入。
帰宅したら友人達を呼び、このボトルに合うおいしい料理を作ってもらいパーティーだっ。


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気分よく、友人宅まで戻ってきた。
荷物の整理を済ませたら、夕刻の散策に出掛ける。

Novesは、アヴィニョンの南東に位置する人口5000人ほどの小さな街。
プロヴァンスの中心に位置しており、古くから交通の要衝として栄えてきたらしい。
今では静かな田舎町。パン屋が2軒、カフェに郵便局、市役所と観光局、小さなシネマもあるみたい。

路地を歩き、教会のある広場に出た。
華美な装飾はいっさい無いけど、素朴で明るく心地のいい空間。


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すり寄ってきた猫と一緒に、路地をブラブラ。

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時計台のある城門をくぐり、坂を登ると、城壁の上の公園に出る。
レンガ屋根の民家を見下ろし、ひと呼吸。
彼方には白い石灰岩のヴァントゥー山。雪を被ったように見えている。
右手にとつぜん突き出た大地は、アルピーユの山並み。


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明日には南仏を去り、リヨンへ向かう。
ヴァカンス気分も今日でおしまい。名残惜しい。
まだ帰りたくないから、もうちょっと歩き廻ってみよ。


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散歩を終えて帰宅すると、料理をするアイの傍らで、アンドレがアペリティフを空けていた。
SYRAHのロゼを一杯いただく。美味しいな。
今晩のディネは、リクエストにより日本食。
じゃがいも、人参、タマネギなどで野菜のかき揚げを作ってくれた。
料理上手の友人を持ち、ホントにシアワセ。

夕食後、リビングにて皆は映画を鑑賞中。
私はメールのチェックなどをしてると、目を疑う情報が飛び込んできた。
明日はストライキ?!
空港の管制官がストをするらしく、フランス全土の空港で半数の航空便が運休になる見込みとのこと。
明後日のウィーン便、果たして無事に飛ぶんだろうか。
しばらく検索してみたけれど、それ以上の詳しい情報は得られない。
目の前の仏人たちに尋ねてみても、ストあるの?大丈夫なんじゃない〜、とのつれない返答。
まあ仕方ない、なるようにしかならないし。
リヨンに着いたら情報収集するとして、今夜はひとまず就寝しよっと。




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by 84vaucluse | 2015-07-12 10:19 | 2015.4 France・Vienna | Comments(0)

南仏の祝日。


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06 Avril 2015

アヴィニョン3日目の朝。
復活祭明けの月曜日Lundi de Pâquesで、今日も祝日。
相変わらず静かなままの街へ出る。


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午後までぶらり時間を潰そうと思っていたけれど、家を出てから気が変わった。
蚤の市が開かれているはずの近郊の町まで出掛けてみようかな。
駅に向かい時刻を調べると、往復ともちょうどいい電車が見つかった。
行き先はBédarridesという小さな街。

ヴァランス行きのローカル列車で10分ほど、長閑な無人駅にて下車。
民家が並ぶ中心方面へと歩いてみるが、人の気配はまったく無い。
手がかりを求め、開いているカフェに入店。
カウンターにずらっと並ぶおじさんたちが一斉にこちらを伺う。
一瞬怯むが、カウンターにいる若いムッシュに声を掛け、ブロカントの場所を尋ねてみる。
意外にもすんなり判明。メルシーボークー。店内のみなさんにもオーヴォワ。

店の外に出たところで、サンドリン一家にバッタリ遭遇。
いや〜、まさかこんなところで会うなんて!互いにめちゃくちゃ驚いた。
私と同じ、市を目当てに来たらしい。

線路の向こう、駅から反対方面で蚤の市が開かれていた。
出店者は地元の住民が殆どで、ちらほらとプロの業者が混じっている。
隅々までくまなく見てもそれほど時間はかからない。
感じのいいムッシュ達のストールで、話し込みながら楽しく物色。
買い物帰りで重たくなった荷物は、サンドリンのパートナーが駅まで一緒に運んでくれた。
みんなで同じ電車に乗り、アヴィニョンまで戻る。
友人との待ち合わせ時間に少し遅れてしまいそう。
急いでアパートまで戻らねば。

楽しい滞在のお礼を言って、サヨウナラ。
これから2晩お世話になる、アヴィニョン郊外の友人宅へ。
パティシエールの友人アイと、一緒に暮らすアンドレ、彼の子供達にご挨拶。
まだ夕飯には早いからと、3人でドライブがてらサンレミ・ド・プロヴァンスまで。
ちょっとお茶しにサンレミまでなんて、なんとも贅沢な日常。

広場に面したカフェにておしゃべりタイム。
アンドレとはほぼ仏語での会話だから、正直ときどき分からないけど、そのへんはあまり気にしない。
サンレミに来るのは、かれこれ10年振りくらいかも。
味気ない観光客向けの店が増えていて、すっかり様子が変わっている。
大好きな街だったのに、ああ残念。
それでも夕刻の散策を楽しんで、オリーブ石鹸や食材などを購入。

地元のレストランにて晩ご飯を食べてから、帰宅する。
久しぶりに日本語で思いきり話したら、気分晴れ晴れ。


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by 84vaucluse | 2015-06-27 20:45 | 2015.4 France・Vienna | Comments(0)

Avignonぶらり

今日の予定はカルパントラの市へ行くこと。
出発前にネットで調べたバスの時刻を、昨日インフォメーションにて確認しておいた。
準備は万端(のはず)。

アヴィニョンの長距離バスターミナル。
場所は以前と変わっていないけど、改装されて立派な待ち合いが出来ていた。
南仏各地の街や村まで行く近郊便や、国境を越える長距離便など、さまざまなバスが発着する。

余裕を持って着いたので、市場で買ってきたピザを食べてバスを待つ。
予定時刻を少し過ぎて、あれ???おかしいと気がついた。

バス、来ないんですけど〜。

念を入れて再確認もしたはずなのに、何故来ない?!

バスの窓を掃除する運転手に聞いてみたが、「カルパントラ行き、今日は無いよ」のひと言。窓口は閉まっているし、聞くべき係員らしき人も見当たらない。
あああ〜、フランスらしい不可解感。
理由はよく解らないけど、来ないことは間違いなさそう。
ここで待っていても仕方ないし、カルパントラは諦めようか。

なんでこんなことになったんだろう、、
ボンヤリとした頭を抱えながら、とりあえず街方面へ戻ってみる。


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アヴィニョンの街は、ぐるりと城壁に囲まれている。
城門から旧市街に入ると、迷路のように入り組んだ狭い路地が続いている。
街はさほど広くないから、方向さえ見誤らなければ、ひどく迷子になることは無さそう。


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人気のない住宅街をを抜け、先ほど朝の散歩に出掛けた中央市場まで、また戻ってきてしまった。中に入ると、さらに人出が増えていて、買い物客でごった返している。
ひと際賑わうイタリア食材店にて、ブラックオリーブを購入。
すこーしだけ下さいと言うと、え、沢山欲しい?と笑顔のムッシュ。
おじさんギャグは万国共通、分かりやすい。

ビニール袋に入ったオリーブを抱え、再び外へ。
街外れの広場で行われているらしい蚤の市を目指すことにした。

狭い市街も地区によって、異なる空気を醸し出す。
クラシックな雰囲気の住宅街では、教会の佇まいがとても素敵。


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少し広めの賑やかな通りに出た。
商店が建ち並び、下町ぽくていい感じ。

ダンスをする人々が描かれた壁画に出くわしたり、

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三叉路にあるテアトルや、

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ご自由に、という棚が置かれたかわいらしい古本店。

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城壁沿いの立派な門をくぐり、市外地へ。
とたんに人気が無くなって少し不安になりつつも、どんどん進む。
大きな駐車場の一角に人影が見えてきた。
やってるわ、蚤の市。
はるばる歩いてきたというのに、買うべきものが何もない。
ホントにほんとのガラクタ市。
まあこういうこともあるからね。
おばちゃん達が売っていた手作りのタルトレットオポムを一切れ買って引き返す。
意外にもけっこう美味しい。

だいぶ疲れてきたけれど、先ほど来た道をもういちど。
そうそう市場で買っておいたブラックオリーブをつまみながら。
どこかでお茶でも飲みたいけれど、殆どの店は閉まっている。日曜日だし仕方ないか。

レアールを超え、古い一角に入り込む。
見上げると、ボレが風に煽られてパタンパタンと音を立てている。
プロヴァンスならではの音。

それにしてもよく歩いたな。
アヴィニョンってなんだか垢抜けなくてつまらない街だと思っていたけど、くまなく歩いて印象ががらりと変わった。
くねくねと入り組んだ街の造りが、楽しさをそそる。


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城壁を超え、川縁に出た。
ものすごい強風に吹き飛ばされそう。
サンベネゼ橋を見つめながら、ローヌ河岸を歩く。
各国からの観光バスが駐車場に停まっている。
ネーデルランド、アルマーニュ、イタリア、スペイン、チェコ、もちろんアジアンも。

教皇庁の広場に着いて、ようやくひと息。


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アコーディオン弾きのおじさんにチップを渡し、音楽に耳を傾ける。
タンゴがはじまると、踊り出すカップル数組。
さすがは欧州。皆様になっている。

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市庁舎前の広場にはカルーゼルが置かれ、フランスらしい休日の光景。
Amorinoにてアイスを食べて、ぶらりとウインドーショッピング。
アヴィニョン随一のファッションストリートには、プチバトーやベンシモンなども揃っている。
レペットのウインドーにて、鮮やかな初夏の色が印象的。


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時間潰しにも飽きてきた。
どうしようかと歩いていると、道の向こうから名前を呼ばれる。
明日泊めて貰う予定の友人にバッタリ遭遇。
まさかこんな道端で出会うなんて!
仕事の休憩時間中という友人と一緒に近くのカフェに座る。
1日早い再開を祝し、近況などを話し合う。
元気そうで何より。

夕刻からまた仕事という友人と別れ、一旦家へ。
少し休んでからディネへと出掛ける。
家主サンドリンが是非にとおすすめしてくれたレストラン、予約をお願いしておいた。

宮殿の裏手は狭い坂道になっていて、古い時代の石畳が敷かれている。
日が傾き、光が斜めに差してきた。


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20時、レストランに到着。
ブロカントが一面に飾られた凝った内装の店内。キャンドルに照らされたテーブルに着く。
サンドリンのアドバスに従って、プロヴァンス料理の盛り合わせをオーダーすると、新鮮なお野菜と地元食材がたくさん乗った大きなプレートが運ばれてきた。

うわ、美味しそう!
では早速。いただきます。


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Assiette de l'épicerie

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L'épicerie

10, Place Saint Pierre
TEL. 04 90 82 74 22
84000 AVIGNON




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by 84vaucluse | 2015-06-21 20:05 | 2015.4 France・Vienna | Comments(0)

アヴィニョンで晩ごはん


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修道院の見学を終え、ヴィルヌーヴの街をぶらぶら歩く。
この街、すごくスノッブでブルジョワ的。裕福そうなお年寄りの姿が目立つ。
舗道がきれいに補修されて、以前に比べ、情緒が少し薄れてしまったように感じる。

さあ、そろそろアヴィニョンに戻ろう。


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今日から2泊お世話になるサンドリン宅。
部屋のあちこちに蚤の市で手に入れたご自慢のコレクションが飾られている。
キッチュでポップで多国籍な雑貨たちが楽しそうに並べられ、独自のセンスでまとめられている。


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夕刻。部屋でのんびりしていると、サンドリンから声が掛かった。
友達が遊びに来ているんだけど、テラスで一緒に話さない?
Oui!喜んで。

屋上に出て皆で楽しくアペリティフ。
シャンパンで乾杯してから、自己紹介が始まる。
キャバレーで踊っているダンサーという友人は、とても穏やかで素敵な女性。
シャルリちゃんもご機嫌で、大好物のブラックオリーブをバクバク食べ続けている。
恐るべき2才児。

今日のディネはどうするの?
おすすめのレストランを予約しようか?
というサンドリンの申し出をありがたく受ける。

その場で電話をかけてくれて、知り合いが営む近所のレストランを予約してくれた。
メルシーボークー。お互いに愉しい夜を。
トントントンと階段を降り、歩いてすぐの店へ向かう。


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大きな並木道沿いにあるレストランは直ぐに見つかった。
サービス係のムッシュに名前を告げる。週末の夜、満席みたい。
ヒップでカジュアルなスタイルのお店なのに客層はさまざまで、小さな子供を連れた家族たちがわいわいと長テーブルを囲む。

壁に描かれたメニューを説明してもらい、プラを注文。
アントレは飛ばしたけれど、お腹に余裕があったら、デセールも頼んでみよう。

料理を待っていると、まず紙袋がテーブルに配られた。
中には温められたバゲットが入っている。
わぁ、楽しいプレゼンテーション。


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cabiloud, souce coco lime, riz noir, legumes
鱈 ココナッツライムのソース 黒米 野菜
と書かれたお料理がやってきた。

春の色。
盛りつけが美しく、一気に食欲が湧いてくる。


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鱈がふんわり。
おおおお、美味しいょぉ。

濃厚なそら豆と添えられたお米も嬉しい。
クリーム系のソースって途中で飽きてしまうことが多いけど、ココナツとライムでとっても爽やか。

夢中で平らげ、デセールを選ぶ。
ニューヨーク風のチーズケーキにベリーソースがかかっている。
花畑のようなかわいいお皿。
ほおずきみたいなフルーツはphysalisという名前らしい。後で調べてみよ。


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ああ、大満足。ご馳走さま。

そういえばフランスに来てから、あまりまともな食事をしていなかった。
季節の食材をたっぷり頂いて、身体に元気が戻った気がする。
食べるって、本当に大事なこと。

このレストラン、料理の味もさることながら、お店全体の雰囲気がとても良い。
接客のお兄さんたちもとてもサンパでリラックスできる。
ひとりだと特に、そういうことが気にかかる。


まん丸の月が暗い夜道を照らしている。
気分よく帰宅。

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I went to the nice restaurant in Avignon.
I felt fresh spring feeling from their dishes.
also services was excellent.
I recommend this place to my friends.


•••


Restaurant l'Ubu

13 Rue des Teinturiers 84000 Avignon

04.90.80.01.01




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by 84vaucluse | 2015-06-11 14:46 | 2015.4 France・Vienna | Comments(0)

祝福の谷の修道院

サンタンドレ要塞から坂を下り、街の外れにある修道院ラ・シャルトゥルーズへ。

Chartreuse du Val de Bénédiction(祝福の谷のシャルトルーズ)は、1352年教皇に選出されたイノケンティウス6世が、かつて枢機卿として過ごした邸宅と土地をカルトズス会に寄進したことにより建立された。
フランス革命後、バラバラに売却され荒廃が進んでいたが、20世紀初頭より買い戻しが始まり、改修を加え現在に至っている。

昼下がりの修道院は、見学をする人も少なくて、落ち着いた時間が流れている
霊廟やチャペルの跡。
柔らかい光が差し込み、そよ風が吹き抜けていく。
頭で考えるのは止めて、ただ全身で受け止める。


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小回廊には南仏らしく糸杉が植えられて。
修道院だというのに洗練されたエレガントさが感じられる。

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修道士が執務を行っていた参事室など、さまざまな部屋が残っている。

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大回廊を取り囲み、12人の修道士が生活できるよう小部屋が並ぶ。
AからLまで、順番に番号が振られている。

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人気のない中庭に座り、修道士たちの暮らしぶりを想像してみる。
見上げると、目の前にサンタンドレ要塞がそびえ立つ。


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礼拝堂の装飾は、アヴィニョン法王庁宮殿のフレスコ画も手掛けた、マテオ・ジョバネッティによるもの。
誰もいない空間で、存分に美と向き合う。
色のグラデーションが美しすぎて、いつまでもいつまでも見飽きない。


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想像より遥かにすばらしかった修道院。
ここに来られて本当に幸せ。

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by 84vaucluse | 2015-06-09 21:28 | 2015.4 France・Vienna | Comments(0)
6月に入りましたね。
紫陽花が咲き始め、間もなく梅雨の季節がやってきます。
毎年この時期は体調維持が難しく、私もすでにバテ気味。。
みなさんもお気をつけて、これからの季節を一緒に乗り切っていきましょう。

さて。スローペースの更新ですが、4月のタビ日記を綴っています。
ただいま南仏編。
ごゆるりと、南の空気をお楽しみくださいね。


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04 Avril 2015


気持ちよく起床して、中庭から空を見上げる。
四角く切り取られた空は、青く澄み切っている。
リルシュルラソルグでの滞在を終え、アヴィニョンへ向かう朝。
名残り惜しそうなセシルと挨拶を交わし、荷物を引きつつバス停へ向かう。

郵便局の前にあるバス停にて、ふと疑問が頭をよぎる。
周りの道は蚤の市のストールがぎっしりと立って、どう見ても車は入って来られない。
バス停の片隅にルート変更の小さな張り紙。
しまった、昨日はまったく気付かなかった。

近くにあるタバコ屋に飛び込んで、ムッシュに場所を確かめる。
重いラゲージを引きずりながら、街外れのバス停まで急いで歩く。
出発時刻は過ぎているけど、まあ予定通りきっちりと来ることはないだろうし。
案の定、数人の乗客たちがバスが来るのを待っていた。
なんとかセーフ!アヴィニョン行きのバスに乗り込んだ。

アヴィニョンまでは40分。電車よりも時間は多少かかるけど、料金は半額以下で、本数も多く利便がいい。

アヴィニョンのバスターミナルに到着。
地図を手に10分ほどでアパルトマンを探し当てた。
今日から2晩お世話になるお宅は、マダムと娘のふたり暮らし。
闊達でお洒落なサンドリンと、2歳半のめちゃくちゃ可愛いシャルリちゃん。
2人の居住空間から階段を登ったメザニンが、私の借りるベッドルーム。
屋上に作られた小さなテラスも付いている。

荷物を置いて、さっそく外出。
アヴィニョンの隣町、ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョンへ。
中央郵便局の前からバスに乗る。
事前にネットで調べたときは11番と出てきたのに、サンドリンが調べてくれたら5番バスと判明。
やはり現地に来てみないと分からないことって多い。

城壁沿いに街を半周、法王庁の裏手からローヌ川を渡る。サンベネゼ橋が見えている。
20分ほどでヴィルヌーヴに到着。
バスの目の前で、目当ての市が開かれている。
思っていたより出店者の数は多く、良品を持っている売り手も多いが、その分価格も安くはない。
ぐるっと一周、青空の下で買い物を済ます。

お腹がペコペコ。広場の一角に出ていた屋台にてフリットを買い、公園にて頬張る。
さ、街のほうまで行ってみよう。
ヴィルヌーヴはエレガントな雰囲気漂う美しい街。
アヴィニョンに法王庁が置かれていた14世紀、枢機卿たちが競って邸宅を建てたという。
その頃の名残りは今もあり、裕福なお年寄りたちが静かに暮らし、スノビッシュな空気を感じさせる。

通りかかったブーランジュリにて、クロックムッシュを購入。
南仏らしく、プチトマトとバジルがトッピングされている。
市庁舎のある広場のベンチに座り、ランチタイム。
周りのカフェのテラス席は、のんびりと食事を楽しむ人達で賑わっている。
カフェでひと息。
昼休みが終わるのを見計らい、観光局へ。地図を貰って散策開始。


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雲がぽっかり浮いている。
風がとても強いので、どんどんと流れて消えていく。

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街のてっぺんにそびえ立つサンタンドレ要塞。
前回来たとき見学したので、今日は入館せず。


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たんぽぽの咲く小径を登り、いちばん高い場所に向かう。
あまりにも心地よく、天国まで来てしまったかと思うほど。

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対岸に見えるのは、アヴィニョンの法王庁。
当時はローヌが国境で、こちら側のフランス領から、アヴィニョンの街を監視していた。

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要塞の裏側へ、谷を降りていく。
ときどきすれ違う散歩の人たちと、そっと挨拶を交わして行き違う。

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修道院に到着。
静寂のエントランスを抜け、見学を開始する。


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by 84vaucluse | 2015-06-02 21:05 | 2015.4 France・Vienna | Comments(0)

L'isle-sur-la-sorgue 2

リル滞在2日目。
晴れ晴れとして天気はすごくいいんだけれど、とにかく風が強い。
これがミストラルというやつかー。
ときどき吹き飛ばされそうになりながら、今日も市へ。




03 Avril 2015

リルは内陸にあるため、昼間は気温が上がっても朝晩は案外冷えこむ。
まだ時差ボケが残っているから快眠とはいかないけれど、寝心地のいいベッドで夜を明かした。

部屋を出て、市へ向かう。
小さな街だが、観光客がうろつくエリアは限られていて、宿の付近は住民以外の姿をほとんど見かけない。


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昨晩食事をしたカフェビストロ。
強い日差しが差している。
暑くなりそうな予感。

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さあ今日も掘り出すぞ。

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昨日気にかかった売り手を中心に、市を巡る。
アーミーウェアを専門に扱うストールの一角に、山積みされた布を見つける。
かつてノルマンディー地方にあった繊維メーカーのデッドストック。
吟味を重ね、選び出した。


荷物を置きに部屋に戻る。
私が選んできたものに興味津々のセシル。
自分のコレクションもぜひ見て欲しいと、クローゼットに詰め込まれた布を出してきてくれた。
アルジェリアの伝統的な花嫁衣装という素晴しい刺繍の布。いまでは値が上がってしまい、容易には手に入らないらしい。
すっかり盛り上がったところで、昼ごはんをご馳走になる。
ダイニングにてリラックスした時間。
暮らしに対する基本的な価値観がとても近いせいか、話をしてると、とても心地がいい。


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We had a lunch together
and talked about many thing in her dining room.
It was a great experience for me
than I can say.







増えた荷物を発送しようとポストへ寄って、その後は街探索。

リルの中心部。
目抜き通りには、新しい店がどんどん増えている。
運河沿いの舗道もきれいに改修されて、街の佇まいも少しずつ変わっていく。
まだ残る昔ながらの洋品店に、なんだかほっと安心する。


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教会裏にある、狭い路地を往く。
向こう側から、おばあちゃんと女の子がやってきた。


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セシルが薦めてくれた展示を見るため、美術館へ行ってみる。
この街にこんなに素敵なミュゼがあったなんて、知らなかった。
行われているのは、Christine FERRERという女性アーティストのエクスポジション。
布や糸を巧みに使い、照明を組み込んだ大きなオブジェやインスタレーションから、メールアート、コラージュなどの小品まで。
どの作品にもセンスが滲み出ていて、作品の前で感嘆する。
なんだこの恰好よさは。
ゴルドにあるアトリエでの暮らしぶりは静謐そのもの。その空気感を映像を通じて感じることができた。
閉館時間まで展示を堪能。仕事を終えて帰宅する職員たちと一緒に外に出る。

ああ来てよかった。



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CHRISTINE FERRER EXPOSITION "SUR LE FIL"


Campredon Centre D'Art
L'Isle-sur-la-Sorgue






小さな街。気がつくと何度も同じ場所を巡っている。


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I walk around the town.
just walking.
just…





一日中歩き廻り、もうクタクタ。
そろそろ帰ろうかなと歩いていると、教会前でセシルにばったり出会う。
展示会のオープニングに行くから一緒に行こう、と連れて行かれる。
どうやら私を誘おうと、待っていてくれたみたい。
めちゃくちゃ疲れ切っているけれど、大丈夫かな、私。


街外れの交差点の向こう側にギャラリーがあったなんて、まったく気がつかなかった。
納屋のようなスペースにテーブルが並び、詩人たちが制作した本や冊子を展示している。
電球をほんのり灯した空間が、最高に素敵。

セシルは次々と知人たちに挨拶を交わしながら、みんなに私を紹介してくれる。
写真家のマダムがケータリングを担当。飲み物とスナックを片手に賑やかな時間。
アートに関わる人たちは、皆、個性溢れる気持ちのいい人たちばかり。

奥はギャラリースペースになっていて、絵画、写真、コラージュなどの作品が並んでいる。
ひと際目を引く写真展示は、ギャラリーの持ち主である年配のムッシュによるもの。
奥様の実家であるイタリアトスカーナにある古い屋敷を撮影しまとめられた詩情あふれるシリーズ。
ヴィラには高齢のお母さまが猫と一緒に暮らしているという。
家族の思い出が詰まった特別な空間をこうして共有できることがとても幸せと、マダムが繰り返し語っている。

タイポグラフィストの作品をひとつ選んで持ち帰る。
同じ作品を選んだセシルが、楽しい夜の記念にとプレゼントしてくれた。


RÊVONS c'est l'heure
Paul Verlaine

夢をみよう。いまこの瞬間に
ポール・ヴァルレーヌ


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un dialogue entre poésie, philosophie, musique et arts plastiques


vernissage de l'exposition et de marche des éditeurs


vendredi 3 Avril






納屋を後にし、帰宅する。
案内したい場所があるというセシルに着いて行くと、小川に沿った緑の小径に出た。
暗闇にまぎれて小動物や鳥たちがのそのそと動いている。
ちょっとした冒険気分。
月が明るく輝いている。

もっともっと連れて行きたい場所がたくさんあるのよ、とセシルは名残惜しそう。
夢のように素晴しい時間を共にした。
興奮覚めやらぬまま、眠りに落ちる。



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by 84vaucluse | 2015-05-25 15:31 | 2015.4 France・Vienna | Comments(2)

L'isle-sur-la-sorgue 1

リル・シュル・ラ・ソルグ。
なんとも憶えにくい名前の街だと思うけど、フランス語で「ソルグ川の島」という意味を持つ。
南仏観光の拠点のひとつアヴィニョンより20キロほど山側に入ったところにあり、運河とアンティークの街として知られている。
週末に開かれるアンティーク市、日曜日の朝市が有名で、雑貨やアンティークに興味のある方ならばご存知かも。

訪れるのは2年ぶり。
前回は市をちょこっと覗いただけで、宿を取っての滞在は、かなり久しぶり。

--

部屋に荷物を置き、さっそく出掛ける。
メインストリートに向かってみると、ずらりとストールが並んでいる。
人影はまだ多くない。
のんびりと、様子を伺いながら歩いてみよう。
市に関しては、正直あまり期待してこなかったが、やはり想像どおり。
家具やインテリアなど大物は充実しているが、私が求めるような小物雑貨は少なくて、価格も高めパリとさほど変わらない。
必死に探すというよりは、雰囲気を楽しみながらぶらつく感じ。
通りの奥の草むらのような場所にまで出展者がいて、緑の中を巡っていく。
全体を見て回り、本日は引き上げる。


夕刻、街の散歩に繰り出した。


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Je me promène dans la ville.




街の中心にある教会へ。
簡素な外観とは裏腹に、内部は煌びやかな装飾が施されている。
うーん、個人的にはもっとシンプルで素朴な礼拝堂のほうが好みだなぁ。
パック(復活祭)の準備で、白いクロスをかけた長テーブルが置かれている。
かつては繊維業で栄えていたという街。華やかな時代の名残りを垣間みた。

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La Collégiale Notre Dame des Anges




教会の正面にある古いカフェ。
アールヌーヴォーの香り漂うファサードは、モノクロのポストカードにもなっている。
見覚えがあるなと調べてみたら、Willy Ronisというフランス人写真家により撮られたものだった。
カードを選んだ10代の私。まさかこの街に足繁く通うようになろうとは、知る由もない。
店内は今風の音楽がかかり、至ってふつうの雰囲気。
地元の人々が入れ替わり立ち代わりやってきては、挨拶を交わし、各々の時間を過ごしている。


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Café de France




少しずつ日が傾き、人影も減ってきた。
路地の奥へ。

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軽めの夕食。
石釜で焼かれたアンチョビのピザを頂く。
近所の家族連れが賑やかに食事をしている。
お店の人達がとても優しく、居心地が良い。


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Bistrot de l'industrie

Je mange une pizza anchois.


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beau soir...



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by 84vaucluse | 2015-05-20 21:34 | 2015.4 France・Vienna | Comments(0)

南仏へ。

02 April 2015 


Paris → L'lsle sur la Sorgue


旅の初日、ほぼ眠れないまま朝を迎える。
ま、いつものことなので、あまり気にせず起床。

パン屋を目指し、ちょっくら朝の散歩に出掛けちゃおう。
7時前。外はまだ暗いけど、出勤する人達がちらほらと歩いている。
サンマルタン運河を超えて、Du Pain et des idéesに到着。
ここは6時45分からオープンと調べてある。
まだお客さんはほとんどいなくて、ご近所らしいムッシュがクロワッサンをふたつ買いに来ていた。
ショソンオポムと、じゃ私もクロワッサン。お馴染みの美しい紙袋に入れてもらう。
A.P.C.のウインドーを覗きつつ、焼きたてをパクり。
バターがしっかり効いたリッチなお味。

ぐるりと周辺を歩いてみる。パリの朝はブルーグレイの色合い。
ヴェールヴォレの裏手にまわると、ほんのり電気が灯っていた。

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I go for a walk near Canal st. martin in Paris.
Bakery already open early in the morning.
Liberte is very nice boulangerie.
Pain au chocolat is excellent.
I love! J'adore----!!!


お次のパン屋は、Liberté
7時半のオープンを目指し来てみたけれど、よかった、ちゃんと開いている。
ここんとこずっと気にかかっていたブーランジュリ。パリに住む日本の方々からも評判がいいらしく、期待が膨らむ。
感じのいいマダムから、パンオショコラとフィナンシェナチュールを購入。

さ、あまりゆっくりしてはいられない。
運河沿いを歩き、宿に戻る。チェックアウトし外に出ると、小雨がちらつき始めた。
リヨン駅までバスにて移動。
メトロのほうが便利だけれど、バスのが断然好きなので、敢えてこちらで。但し時間には余裕を持って。
ホステルの目の前から75番に乗り、レピュブリックで20番に乗り換える。
シルクディヴェール前を通過、merciのエントランスを窓から眺める。バスティーユをぐるっと半周。車内からだと革命記念の塔をすごく間近に見ることができる。
渋滞に遭うこうともなく、無事到着。
ベルシー側に市バスの発着場所があり、構内に横付けされるから移動も楽々。

リヨン駅は現在3つのホールがあるもよう。トランブルーのあるHALL1、その奥にあるHALL2、地階にHALL3があるのは知らなかった。
南仏行きの発着は主にHALL2のはずだから、とりあえずそちらへ向かう。
以前はただホームがあるだけの殺風景な空間だったが、ガラス張りの大きな待ち合いとショップが沢山できていた。
出発ホームが決まるまで、しばし休憩。
復活祭の週末前でなかなかの混雑ぶり。ヴァカンス中の子供たちの姿も多い。
パタパタと掲示板が動くと、皆がぞろぞろホームへと歩き出した。
早めに乗り込み、荷物置き場を確保しなきゃ。

パリ・リヨン駅からアヴィニョンへ。列車は一路南に向かっている。
フランス中部。なだらかな丘陵に牧歌的な景色が続く。
低い空に宿り木が点在し、まだ少し冬の気配が残っている。

先ほど買ったパンオショコラ食べてみよ。
おおお、なにこれ美味しい。想像以上。笑えるくらいに旨い。
バター臭さが強すぎない品のいい生地に、大人味のショコラが存分に詰まっている。
メニルモンタンに出来たという新店も気になるし、次回はもっといろんなパンを試してみたい。

2時間ほど南下すると、景色が徐々に変わり始める。
丘はなくなり、平らな土地に背の低い木々が茂っている。
レンガ色の建物に強い光が反射する。
南へ来たぞ。心が沸き立つ。
左手に真っ白な石灰岩のヴァントゥー山が見えてきたら、もうすぐアヴィニョン。

AvignonTGV駅。
大勢のヴァカンス客が行き交うプロヴァンスの玄関口。降り立つだけでわくわくしてくる。
ローカル列車に乗り継ぐけれど、発車までわずか10分、まだ切符を持っていない。
人混みをかき分けて、エントランスの切符売り場へ急ぐ。
切符を手にして再びホームへ戻ってみると、何のことは無い、先ほど降りたホームの端っこにローカル列車terが停まっていた。
パリから最終目的地まで、通しで発券しておけばよかった。

マルセイユ・サンシャルル行き。
窓には、この地域 Provence-Alpes-Côte d'Azur(PACA)の紋章が入っている。
フランスはかなり田舎の路線でもきれいな最新車両が走っているから、とても快適。
アヴィニョン・サントルを過ぎ、小さな駅に幾つか停車。
パリの曇天がうそのように、車窓には雲ひとつない眩しい青空が広がっている。

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この区間、いままでバスでしか移動したことがなかったけど、列車もなかなかいい感じ。
12時42分、リル・シュル・ラ・ソルグ着。
サーモンピンクの駅舎に降り立った。

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I arrive at L'Isle sur la sorgue by local train.
Paris was cloudy and little raining,
but here is beautiful blue sky and strong sunshine.

On y va!



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by 84vaucluse | 2015-05-06 14:57 | 2015.4 France・Vienna | Comments(0)

Bon voyage a tous!


by 84vaucluse
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