2013年 06月 08日
南仏タビ日記 03
タビ日記、勢いにまかせてじゃんじゃん書いておりますが、いつまでこのペースが続くやら。
さてニース3日目。ヴァルボンヌとアンティーブに出掛けます。
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01/03/2013 VALBONNE , ANTIBES
朝起きると外は曇っていて、昨日よりも肌寒い。部屋にあった折りたたみ傘を借り、温かめの服装で部屋を出る。雨降りませんように。
昨日見つけたご近所のカフェに寄りみち。使い込まれた木のテーブルがいい感じ。常連さんに混じって朝の一杯を飲む。
カンヌ行き200番のバスに乗り、まずはアンティーブまで。子供達のグループと乗り合わせ、車内はわいわいと賑やか。
1時間ほどでアンティーブに降り立った。インフォメーションにてヴァルボンヌ行きのバス乗り場を尋ねてみるが、いまいち要領を得ず。バスの運転手に確認し10番バスに乗り込んだ。ヴァルボンヌ・ヴィラージュへ向かう。
バスは坂道をぐんぐんと登っていく。あちこちにミモザが見える。道端にこんなにたくさん咲いてるなんて、ホント羨ましいかぎり。運転手は鼻唄まじりで坂もカーブも豪快に飛ばしてく。途中ビオットの村を通過、50分ほどで終点ヴァルボンヌ。朝市が立ち、街中には人が溢れてる。ワクワクしてきたぞ。
人波につられて旧市街に入ると、目当てのショコラティエがあっさりと見つかった。さっそく店内へ。
試食のトリュフを頂きながら、マダムの説明をひとつひとつ聞いていく。キャラメル、ギモーブ、コンフィチュールなど、ショコラ以外にも魅惑の品揃え。目移りしまくりで、なかなか決めらない。日持ちのしそうなタブレットを中心にどっさりと大人買い。あー大満足。わざわざやって来たかいがあった。
Christian Camprini 11, rue de la République - 06560 Valbonne
続いて朝市巡り。街中に。地元客で賑わう食材店にてオリーブやドライフルーツを物色。センスのいいデコレーションのビオの食材店でジャムやオリーブオイルを買ってみる。欲しいものがまだまだあるけど、重いからここらへんで退散。
路地を曲がると古いメルスリー、佇まいに惹かれ店内へ。びっしりと並ぶリボンやボタンの中から、白いサテンのリボンを選ぶ。
静まりかえった路地裏へ。
それにしてもこの街、めちゃくちゃ雰囲気がいい。アンティーク店やインテリアショップも点在していて、もっとじっくり見たいところ。機会があったらぜひまた訪れてみたい。
バスに乗り、アンティーブに戻って来た。地図を片手にピカソ美術館を目指す、大量に買ったチョコレートがだんだん重くなってきた、少々へばり気味。もっとスノッブな街かと思いきや、案外ラフな感じがするなぁ。城壁に続くアーチをくぐると、ちらっと海が見えてきた。
ミュゼに到着。ピカソがお出迎え。
館内は大混雑、、各国からの観光客で溢れかえっている。まずはアンティーブにゆかりある作家たちの所蔵品を鑑賞。壁一面を覆うニコラ・ド・スタールの大作「Le Concert」に圧倒される。
上階へ。ピカソがアトリエとして使っていた南西の部屋に入る。わぁ!思わず声が漏れた。青い海とオレンジの屋根、波と風の音がごうごうと響いている。東に面した窓からは、ニースの街並、遠くには雪を残すイタリアの山が見えている。この空間がピカソのパワーと生命力をいっそう際立たせているみたい。ひとつひとつの作品がすんなりと落ちてくる。
屋外のテラスに出てみるが、ものすごい突風が吹き荒れて、立っているのも難しい。
彫像の真下には地中海が広がっている。
ピカソにご挨拶、また来られますように。
お隣りの大聖堂にて、しばしクールダウン。
市庁舎を抜けて、街中に戻ってきた。洋菓子店にて焼き菓子を購入、マントンの名前がついたレモン風味の素朴なマドレーヌのような味。赤いファザードのカフェに飛び込み、ひと休み。おじさんたちが寛いでいる。
夕暮れの広場でカルーゼルを眺める。そろそろニースに帰ろうかな。
バスに乗る前に夜ごはんを調達しておこう。総菜店にてスライスしたてのサーモンを2切れ、それからキャロットラペ。パン屋を捜してバゲットを購入。ちょうどバスがやって来た。慌てて走ると窓に大きくコンプレの文字。えー満席ですか、、
ほどなく次のバスがやってきた。歩き疲れて車内でぐったり。ニースが近づくにつれ、渋滞が激しくなってきた。やっぱりニースは都会だなー。
アパルトマンに戻り、リビングで晩ごはん。なんだかオレンジ色の食材だらけ。肉厚で巨大なサーモン、マルシェで買った大粒のオリーブ、チーズ屋のオヤジにすすめられたブレビ、どれも美味しく大満足。
明日は移動日。部屋に戻って荷造りしなきゃ。今夜はぐっすり熟睡できそう。
さてニース3日目。ヴァルボンヌとアンティーブに出掛けます。
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01/03/2013 VALBONNE , ANTIBES
朝起きると外は曇っていて、昨日よりも肌寒い。部屋にあった折りたたみ傘を借り、温かめの服装で部屋を出る。雨降りませんように。
昨日見つけたご近所のカフェに寄りみち。使い込まれた木のテーブルがいい感じ。常連さんに混じって朝の一杯を飲む。
カンヌ行き200番のバスに乗り、まずはアンティーブまで。子供達のグループと乗り合わせ、車内はわいわいと賑やか。
1時間ほどでアンティーブに降り立った。インフォメーションにてヴァルボンヌ行きのバス乗り場を尋ねてみるが、いまいち要領を得ず。バスの運転手に確認し10番バスに乗り込んだ。ヴァルボンヌ・ヴィラージュへ向かう。
バスは坂道をぐんぐんと登っていく。あちこちにミモザが見える。道端にこんなにたくさん咲いてるなんて、ホント羨ましいかぎり。運転手は鼻唄まじりで坂もカーブも豪快に飛ばしてく。途中ビオットの村を通過、50分ほどで終点ヴァルボンヌ。朝市が立ち、街中には人が溢れてる。ワクワクしてきたぞ。
人波につられて旧市街に入ると、目当てのショコラティエがあっさりと見つかった。さっそく店内へ。
試食のトリュフを頂きながら、マダムの説明をひとつひとつ聞いていく。キャラメル、ギモーブ、コンフィチュールなど、ショコラ以外にも魅惑の品揃え。目移りしまくりで、なかなか決めらない。日持ちのしそうなタブレットを中心にどっさりと大人買い。あー大満足。わざわざやって来たかいがあった。
Christian Camprini 11, rue de la République - 06560 Valbonne
続いて朝市巡り。街中に。地元客で賑わう食材店にてオリーブやドライフルーツを物色。センスのいいデコレーションのビオの食材店でジャムやオリーブオイルを買ってみる。欲しいものがまだまだあるけど、重いからここらへんで退散。
路地を曲がると古いメルスリー、佇まいに惹かれ店内へ。びっしりと並ぶリボンやボタンの中から、白いサテンのリボンを選ぶ。
静まりかえった路地裏へ。
それにしてもこの街、めちゃくちゃ雰囲気がいい。アンティーク店やインテリアショップも点在していて、もっとじっくり見たいところ。機会があったらぜひまた訪れてみたい。
バスに乗り、アンティーブに戻って来た。地図を片手にピカソ美術館を目指す、大量に買ったチョコレートがだんだん重くなってきた、少々へばり気味。もっとスノッブな街かと思いきや、案外ラフな感じがするなぁ。城壁に続くアーチをくぐると、ちらっと海が見えてきた。
ミュゼに到着。ピカソがお出迎え。
館内は大混雑、、各国からの観光客で溢れかえっている。まずはアンティーブにゆかりある作家たちの所蔵品を鑑賞。壁一面を覆うニコラ・ド・スタールの大作「Le Concert」に圧倒される。
上階へ。ピカソがアトリエとして使っていた南西の部屋に入る。わぁ!思わず声が漏れた。青い海とオレンジの屋根、波と風の音がごうごうと響いている。東に面した窓からは、ニースの街並、遠くには雪を残すイタリアの山が見えている。この空間がピカソのパワーと生命力をいっそう際立たせているみたい。ひとつひとつの作品がすんなりと落ちてくる。
屋外のテラスに出てみるが、ものすごい突風が吹き荒れて、立っているのも難しい。
彫像の真下には地中海が広がっている。
ピカソにご挨拶、また来られますように。
お隣りの大聖堂にて、しばしクールダウン。
市庁舎を抜けて、街中に戻ってきた。洋菓子店にて焼き菓子を購入、マントンの名前がついたレモン風味の素朴なマドレーヌのような味。赤いファザードのカフェに飛び込み、ひと休み。おじさんたちが寛いでいる。
夕暮れの広場でカルーゼルを眺める。そろそろニースに帰ろうかな。
バスに乗る前に夜ごはんを調達しておこう。総菜店にてスライスしたてのサーモンを2切れ、それからキャロットラペ。パン屋を捜してバゲットを購入。ちょうどバスがやって来た。慌てて走ると窓に大きくコンプレの文字。えー満席ですか、、
ほどなく次のバスがやってきた。歩き疲れて車内でぐったり。ニースが近づくにつれ、渋滞が激しくなってきた。やっぱりニースは都会だなー。
アパルトマンに戻り、リビングで晩ごはん。なんだかオレンジ色の食材だらけ。肉厚で巨大なサーモン、マルシェで買った大粒のオリーブ、チーズ屋のオヤジにすすめられたブレビ、どれも美味しく大満足。
明日は移動日。部屋に戻って荷造りしなきゃ。今夜はぐっすり熟睡できそう。
by 84vaucluse
| 2013-06-08 00:10
| France 2013.2-3